自転車・GIRAFFEクッキーモンスター

メーカーGIRAFFE
名前クッキーモンスター
本体重量(キャリア込み)約18㎏
コンポーネントXT・XTR

東京都板橋区にある自転車店、GIRAFFEのオリジナルフレーム。
世界一周に出発する前に、ファンとして読んでいたブログが複数あるのだが、そのことごとくがGIRAFFEのオーダー自転車を使用していた。
そういう経緯から、「私も是非GIRAFFEで自転車を!」と店の門を叩き、オーダーしてできたのがこのクッキーモンスター号である。

フレームの素材はクロモリ(合金の鉄)。
クロモリは良くしなる素材と言われており、長時間のライドや、未舗装路のがたがたの悪路でも、体やフレームに受ける負担が少なく済む。
また、もし万が一フレームが割れても溶接することができる。

・・・なんて言われているが、乗り心地が柔らかいのかは正直分からない。
ガタガタ道だとやはりガツンと衝撃は受ける。
また、もし万が一フレームを溶接する様な事態になれば、恐らくもうその自転車は寿命だと思う。なので、「意地でもこの自転車で旅行し続けるんじゃ!」という決断を後押しするお守り的なものだ、と考えている。

ダボ穴はGIRAFFEオリジナルのキャリアに合わせた位置に開けられている。
また、ブレーキはディスクブレーキを使用しているのだが、万が一のトラブルに備えてVブレーキ台座も備えている。
南米でその万が一が発生し、急遽Vブレーキに変更した事があるため、この仕様は本当にありがたい。

コンポーネントはほぼXTR、一部XT。
各コンポーネントはそれぞれの項目でのレビューを参照。

2018年9月現在で、40,000キロを走ってきたが、フレーム本体には大きな問題なく、快適に乗り続けている。

名前の由来は、私が補給食にクッキーを好んで食べており、多い時には3日で1キロ食った・・・というエピソードにちなんでいる。

自転車のフレームは、はっきり言ってしまえば「自分が納得できる見た目か」という基準で選んでしまって良いと思う。
私はこの自転車の見た目が最高に格好いいと思っているため、いつまでもこいつと自転車旅行を共にしたいと思っている。
愛着を持てる自転車を選ぶことが、自転車フレーム選びの9割を占めると言っていいだろう。