«世界遺産»仏教寺院・スワヤンナブナート

カトマンズの中心部から西に3kmほど離れた丘の上にたっている。
400段弱の急な石階段を上った高台に複数の仏塔が建ち並び、寺院を構成している。

太古に、カトマンズ盆地がまだ湖だったころからこの丘の上に建っていたという伝説をもち、ネパール最古の仏教寺院とされ、1979年に世界遺産に登録された「カトマンズ盆地」の主要な構成要素の一つでもある。

寺院中央には下部が白いドーム状で上部にブッダアイを四方にもつ高さ15mの黄金の仏塔がそびえ、四方八方へ5色の鮮やかなタルチョが伸び、カトマンズを象徴する景観を作っている。

大きさではボウダナートの仏塔よりもはるかに小さいが、ネパール仏教にとっては最も重要な仏塔である。
(※Wikipedia「スワヤンナブナート」より引用)

インドビザが予想以上に待たされるということで、ただ宿の薄暗い自室で漫画を読んで過ごしていたんじゃ、体からキノコが生えちまう…
ということで、せっかく近くに世界遺産があるんだから…と少々後ろ向きな気持ちで訪れたスワヤンナブナート。

上述の様に丘の上に位置しており、寺院へ行くには数百段の階段を登らなければならない。

この階段がまぁキツイ。
一端の自転車旅行者として体力には自信がある私だが、この階段は結構堪える。

ゆっくり30分くらい掛けて登って、ようやく頂上。
なおツーリストは200ルピー(約200円)を徴収される。

寺院そのものよりもまず、自分が登ってきた方角を見やってカトマンズの市街地を一望する。
結構達成感を感じるよ、この階段は。

丘の頂上ということもあり、寺院自体の敷地はかなり狭い。
その狭さの敷地に結構な数の人がおり、熱心にお祈りをしたりマニ車を回したりしているあたり、未だに聖地として重要視されているのが伺える。

祈祷の受付には長い列ができていた。
普段順番は守らないネパール人も、流石に聖地だと多少は行儀正しくなるようで。

スワヤンナブナートは別名モンキーテンプルとも呼ばれ、その名の通りあちこちに猿の姿を見られる。
猿は当然ここが聖地であることなど御構い無しに、やりたい放題やっている。

以上、スワヤンナブナートでした。

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