サイクリストはツライよ〜Dien Bien Phuまで

Muroung Ang~Dien Bien Phu
2/13(816days)

ベトナムを代表する麺料理に、フォーという料理がある。
このブログでも散々写真付きで紹介をしているので、飽きもせず記事を読んで下さっている中で「知っとるわ」という人もいるかとは思う。

実はベトナムの麺料理とは奥が深く、フォー以外にもたくさんの麺料理が存在している。

最近私が食べているのはもっぱらブンであり、これも米粉で作られたヌードル料理である。
フォーが平打ちの面に対し、ブンは日本のラーメンのように丸い筒状の形状をしている。

食感はマロニーによく似ており、フォーよりも歯ごたえがある。
そのため、何となくフォーよりかは食べ応えがある気がする。

あくまでも気がするだけであり、物足りないことに変わりはないのだが。

大体の店がフォーとブンの両方を提供している。
朝の7時くらいから営業しており、早い時間から結構な客足だ。
ベトナム人の朝は早いのである。

私も毎日6時には起き、7時半過ぎには活動開始しているのだから、社会人時代よりもむしろ早起きになっている。
そして早起きして、毎日ひーこらベトナム山岳地帯を走っている。
この日もゴールのディエンビエンフーまで、割と大きな峠を一つ越えなければならない。

でも金はもらえない悲しさ。

まぁ好きで遊びでやっていることだし、これで金くれって言うならバチが当たる。

峠の頂上には割とあっさり到着。標高は913メートル。
出発した町の時点で標高500メートルだったので、そこまで苦労せずに到達できた。

さぁさぁ後は下るだけですよ…

…とはならないのがベトナムの山岳地帯。
峠の頂上下ら標高500メートルまで下りた後は、ひたすらにアップダウンが続く。
まぁ、峠からディエンビエンフーまで30キロ以上残っている時点で、平らな道が続くわけないとは思っていたけど。

ベトナムの山岳地帯を走っていると、子供たちを中心に「ハロー!」とよく挨拶をしてくれる。
現代人が失った他人への関心や愛想を、この地域の人たちはまだ持ち合わせている。

挨拶をしてくれるとやはりこちらもいい気分であり、手を振って応じる。

こうして挨拶をしてくれる人がいる以上、アップダウンにへこたれている姿を見せるわけにはいかない。
坂道でゼーゼー言い、文句を並べ苦悶の表情を浮かべて走るのではなく、「坂道なんて楽勝!」と余裕の表情で笑顔で手を振る姿を、ベトナムっ子たちに見せなければ。
「自転車旅行者は格好良いのだ!」という姿を、ベトナムっ子に印象付けなければ。

まったく、自転車旅行者はツライぜ。

あんまり片手をハンドルから話して手を振りすぎるものだから、握りっぱなしの右手前腕だけがやたらと筋肉痛に。
やってることが政治家の選挙と変わらんな。

労災下りませんかね。

そんなこんなでディエンビエンフーに12時半、無事到着。
これで初回ベトナム走行の一応のゴールとなる。

ディエンビエンフーは第一次インドシナ戦争の最終決戦となった舞台であり、結果はベトナム軍がフランス軍をこの地で破って、勝利を決定づけた。

街の中心にある丘の頂上には、戦勝記念のモニュメントが設置されている。

山岳地帯走行でどこまでペースを保てるかが分からなかったため、ハノイから1週間休みもなく走ってきたため、流石に疲れが溜まっている。

ということで、ディエンビエンフーで2泊することに。
1泊250,000ドンというところを、2泊で360,000ドンまで値下げしてもらえた。

ただ自転車旅行者は結構忙しい身なのであり、到着するや否や自転車の整備。
中国の深セン以降、全く整備していなかったのであり、ちょっと気合を入れて整備することに。

具体的には、手持ちのホワイトガソリンを使って主に駆動系のパーツをひたすら磨く。
これが最もよく汚れを落とすのだけれど、同時に恐ろしく手も汚れる。

ただ、愛車が綺麗になってくれるのだから、この手の汚れは寧ろ心地よい汚れですよ。

整備がとりあえず一区切り着いたところで、ディエンビエンフーの街を少しだけぶらつく事に。

目的はもちろん、ベトナム走行終了の自分へのご褒美、チェー。

思わず二つ頼んでしまった。

普段飲まないビールなんかも飲んじゃったり。

明日は1日、ディエンビエンフーを観光する予定。

(走行ルート:Muroung Ang→Dien Bien Phu)

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