ノルウェー入国~Karigasniemiの北西5kmまで

Inari北西40km~Karigasniemi北西5km
5/20 (730days)
5/20 (730days)
なお、この日は自転車旅行に出てからちょうど二周年・・・という非常にスペシャルな日。
そういう特別な日には、是非とも晴れて欲しいと思っていたのだが、残念ながら曇り空。
そういう特別な日には、是非とも晴れて欲しいと思っていたのだが、残念ながら曇り空。
しかも路肩で昼食休憩を取ってからは風も強くなり、フリースまで着込まないとやってられない寒さに。
スペシャルな日にこの仕打ちはないって・・・。
スペシャルな日にこの仕打ちはないって・・・。
向かい風でアップダウンという、もし叶うならこいつらぶん殴ってやりたい・・・と思える条件の中、黙々と進んで行く。
14時半頃、55キロ走ってKarigasniemiに到着。
この集落がフィンランド側の最後の集落で、集落の脇を流れる川を渡ればノルウェー入国となる。
この集落がフィンランド側の最後の集落で、集落の脇を流れる川を渡ればノルウェー入国となる。
Karigasniemiに到着してスーパーに向かったのだが、買い物を終えてすぐに雨が降り出した。
こりゃいかん、ということでカフェに避難。
こりゃいかん、ということでカフェに避難。
北欧の雨は非常にいやらしいもので、レインウェアを着て走ろうと思えば走れるくらいの、シトシト降るといった感じ。
この日もそんな感じの雨で、「走るか?いやいや、止むまで待つか?」なんて優柔不断にカフェの椅子から尻を上げ下ろししていたら、気付いたら2時間も経ってしまった。
雨も弱まったし、流石にそろそろ動かないと不味いな・・・とカフェを離れたのが16時半過ぎ。
Karigasniemiから1キロも走らない内に川を渡る橋があり、その橋の上、ちょうど半分の地点が国境。
こんな適当な国境も珍しい気がする。
こんな適当な国境も珍しい気がする。
ともあれ、ノルウェーに無事入国。
もちろんここでも入国審査は無し。そもそも建物がないし。
もちろんここでも入国審査は無し。そもそも建物がないし。
ノルウェーに入国して、すぐに感じる変化があった。
フィンランドでは、走ったルート上で家畜を見かけた記憶がほとんどないのだが、ノルウェーでは畜産業が盛んなのか、進む先には牧草地が広がっている。
フィンランドでは、走ったルート上で家畜を見かけた記憶がほとんどないのだが、ノルウェーでは畜産業が盛んなのか、進む先には牧草地が広がっている。
しかも入国して一件目の牧場では、羊の群れを追いかけてコントロールするのが犬ではなく、アルパカに似た動物がその役目を負っていた。
牧羊犬ならぬ、牧羊アルパカ。
牧羊犬ならぬ、牧羊アルパカ。
流石にこれはこの牧場だけの出来事だったが。
ノルウェーに入ってからもアップダウンが続き、雨も降り止みそうにない。
こんな中で頑張って走るのは馬鹿らしいわ、ということで、Karigasniemiから5キロも走らない内に、路肩のスペースで野宿。
こんな中で頑張って走るのは馬鹿らしいわ、ということで、Karigasniemiから5キロも走らない内に、路肩のスペースで野宿。
自転車旅行で、必死こいてj遅延者漕ぐなんて馬鹿馬鹿しい。
「自転車旅行を、もっと身近に」
これをスローガンに、サイクリスト増加キャンペーンを進めていく所存です。
(Inari北西40km→Karigasniemi北西5km)