教会に見る各国の宗教観の違い~Gavle北50kmまで

4/30~5/3 (710~713days)
4/30~4/31
二泊させてもらったBjornとStinaの家を出発。
朝食に加え、昼食用にとサンドイッチまで持たせてもらった。
出発前、写真を撮ってもらったのだが、旅行中は自分の写真を撮る機会は中々ないので新鮮。
旅行前と比べると、顔面がでかくなった気がする。
多分、自転車を漕ぐときに歯を食いしばる事が多いから、エラが張ったんだろうな。
太陽が隠れ、かなり寒く、Stockholmで購入した冬用のサイクルグローブがいきなり活躍することに。
活躍する=寒いので。
本場でも、激安ホットドッグが売られているらしい。
いや、本場だからこそか。
翌日目を覚ますと雨が降っており、止むのを待ってみたが全く止まず、一日もテントから動かずに停滞。
目を覚ました時は雨は降っておらず、いそいそとテントを撤収して出発する。
とにかく凄く怖い事は分かる。
教会の庭に墓地が設置されているのは、日本の寺と同じだな、とこの時思った。
今まで訪れた国だと、教会は「イエスにお祈りに来る場所」であったのが、スウェーデンでは「死者に鎮魂の祈りを上げる場所」の様な位置づけなんじゃないか、と勝手ながら推測してみたり。
ちなみにBjorn曰く、スウェーデンはプロテスタントの勢力が強いらしい。
5/3
この日は久しぶりに太陽が姿を見せ、陽射しが暖かい。
人間が活動する上で、如何に太陽が大切な存在か、ということをここまで実感するのは、人力移動旅行者くらいではなかろうか。
10時半頃、Gavleの街に到着。
図書館に寄ってみたがWifiが使えず、充電だけして、食料を買い足して出発。
Gavleを出てからは雨が断続的に降り、強まる度にバス停に避難。
何台かバスが通り過ぎるのを、バス停から見送ったのだが、どのバスも止まる気配を全く見せず、猛スピードで通過していく。
乗りたい人はどうやってバスを止めてるんだろう、と気になったのだが、スイッチが設置してあり、どうやらこれを押すことでライトが点滅するらしい。
その後、雨が弱まった間隙を突いて進んでいたのだが、再び勢いが強まりギブアップ。
森に突っ込んで早々にテントを張ることに。
今のテントは前室がないため、強い雨に降られるとガソリンストーブが使えない。
この日はパンとサラミの切ない晩ご飯。
ヨーロッパでの滞在日数が限られる中、雨での停滞はできるだけ避けたいのだが・・・
ノールカップ、辿り着ければいいけど。
(走行ルート:Stockholm→Uppsara北18km→Gavle南14km→Gavle北50km)