やってられるか!~Gnosjo北30kmまで

Angelholm北110km~Gnosjo北30km
4/23~4/24 (703~704days)

4/23

朝目を覚ますと、前夜の願い空しく、雨。
取り合えずテントの中で待機し、雨の勢いが弱まるのを見計らってから出発。

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そんなもん全く無駄で、即刻降り出した雨ですぐさまびしょ濡れに。
防水の手袋を持っていない中、この雨は耐えがたい程冷たく、指が千切れるんじゃないかとすら思える。

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未舗装路の道は、この雨でぐちゃぐちゃの泥道になっている。
未舗装路を走るのは、確かに時には面白いのだが、それは晴れの時に限っての話。
それに、ヨーロッパでは未舗装路走行なんて望んじゃいないため、鬱陶しい以外の何物でもない。

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ツイてない時は何やってもうまくいかないもんで、料理用の水を買い足したら炭酸水を買ってしまうミス。
スマートフォンで翻訳までして買い間違えるなんて、何やってんだ。

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こうなればもう走るテンションは一切なくなり、途中立ち寄ったGnosjoの町にあった図書館でひたすらにネット作業をしていた。

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4/24
この日も朝から雨。
朝食を済ませ、雨が弱まるのを待っていると、出発が11時になった。
この時点でもうやる気は皆無と言ってもいい。

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ドイツ北部でもそうだったが、町の入り口看板に対し、出口看板には赤い斜線が引かれている。
ここでこの町は終わりですよ、的な。

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この日も道は雨でぬかるんだ泥状になっており、こんなルートを選択した地図アプリに頭の中で不満をブツブツ言いながら進んで行く。

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悪いことは重なるもんで、雨の中で後輪がパンク。
田舎道で雨を凌げる屋根など当然なく、冷たい雨に打たれながら、泥だらけになって修理をする。

流石にここまでパンクベルトが見えてるなら、このタイヤも限界か。

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その後も雨の勢いは弱まる事なく降り続け、道はアップダウンがきつく、加えて泥にタイヤを取られて一向に進めやしない。
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この日26キロ進んだ所で、遂にブチッとキレてしまい、路肩の森に突っ込んで、まだ15時にもなっていないのにテントを張る事にした。

結果的にこの判断は正しく、この日は夜遅くまで雨が止むことなく降り続いていた。

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(走行ルート:Angelholm北110km→Gnosjo北30km)

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