愛を込めて落書きを~Blieschendorfまで

Luebeck北東20km~Blieschendorf
4/18 (698days)

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今日も今日とてドイツのカントリーロードをひた走る。
ドイツからデンマークへは2通りの入国方法があり、一つは橋を渡って陸路入国。
もう一つがフェリーに乗って海路入国。
陸路入国の場合、橋を自転車が渡ってもいいのかが分からない。
もう一つはデンマークの首都・Kobenhavn(コペンハーゲン)に行くことを激しくお勧めされており、海路入国した方がKobenhavnまでのルートが採りやすい。

ということで、Hamburg北東にある半島の端っこを目指して走っているところです。

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ドイツ北部ではお馴染みの風力発電機だけれども、設営現場なんて初めて見た。
羽もクレーンで持ち上げるんだろうけど、どうやって固定するんだろう。

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この日20キロ走った所で、海沿いに出て来た。
初めて見るバルト海だけれども、透明度の高い、綺麗な海。

事実、この半島付近はドイツでいうリゾート地とのことで、シーズンオフで開いているのか開いていないのか分からないが、多くのレストランが軒を構えている。

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その半島から橋を渡り、島に渡る。
この島から、デンマーク行きのフェリーが出ている。

この橋も自転車が走れるか不安だったのだが、距離が短く側道もしっかりあるので、走行可能。

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島に渡った時点で時刻は17時過ぎ。
デンマークに渡るフェリーは夜遅くまで出航しているため、船には乗れるのだが野宿する場所を見つけられるかが分からない。

翌日に改めて入国するとして、この日はこの近くで野宿をしようとキョロキョロしながら走っていると、農耕機にのった人に声を掛けられた。
(あちゃー、不審者と思われたかな・・・)と少し身構えつつ、「Halo!(ハロー。ドイツ語でこんにちは)」とあいさつを返す。

「道にでも迷っているのかい?」と農耕機のお兄さん。

ここは正直に話すのが一番だろう。
「いやぁ、実はキャンプできる場所を探してまして・・・できれば野宿がいいんですが。」と私。

「それなら家にくるといいよ。離れの小屋にベッドもあるし、シャワーも使っていいよ。」

「え、本当ですか!是非!」

ということで、ドイツ最後の一日は農場主のPetterのお宅にお邪魔させてもらえることに。
離れにはベッドと暖房器具があり、夜は冷え込むドイツにおいて、最高の寝床を与えてもらった。

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農家といえば朝早くに起き、夕方には仕事を終え、仕事はといえばアナログで手作業で行われているという印象を抱いていた。
Petterは朝5時には働き、夜10時過ぎまで農耕機に乗って仕事をしているという。

彼に引っ付いて農耕機に乗せてもらったのだが、今は衛星技術の発達により、GPSと連動したしたシステムが導入されているそうだ。
GPSの位置情報を感知したタンクから、自動で肥料が撒かれるため、手でする作業といえば農耕機のハンドル操作だけだそうな。

そんなPetterの家にはこれまで数多くの外国人がホームステイしてきたそうで、彼等には名前を、家の赤レンガに書いてもらってきたそうだ。

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私も拙筆ながら、筆を取らせてもらった。
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ドイツでは、本当に多くの人にお世話になった。
薄汚い異国の旅行者に対し、寛容な心を持つ彼等には、感謝と共に尊敬の念が湧いてくる。

私も日本に帰った時、日本に来た海外の旅行者がもっと日本を好きになってくれるように、この旅行で受けた恩返し分も含め、手助けをしてあげたいと思う。

ありがとう、ドイツ。

(走行ルート:Luebeck北東20km→Blieschendorf)

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