北の大都市・Hamburg到着~Hamburgまで

Bremen北東44km~Hamburg
4/13~4/16 (693~696days)
4/13~4/16 (693~696days)
4/13
さて、この日は友人の待つHamburgに到着予定。
90km程の距離のため、夕方頃には着くだろうと見込んで出発する。
さて、この日は友人の待つHamburgに到着予定。
90km程の距離のため、夕方頃には着くだろうと見込んで出発する。
前の記事で、ヨーロッパではスマートフォンのオフラインマップを使っていると言いましたが、使ってるアプリは「Maps Me」という物。
この時はこれに組み合わせて「Bikemap」という、ヨーロッパのサイクリング道を優先的に抽出してルートを作ってくれるアプリも使っていた。
まずBikemap上で出発地から目的地を入力すると、ルートを自動で作ってくれる。
その地図をダウンロードしてMaps Meで開くと、オフラインマップでそのサイクリングルートを見ることができる、という仕組みだ。
まずBikemap上で出発地から目的地を入力すると、ルートを自動で作ってくれる。
その地図をダウンロードしてMaps Meで開くと、オフラインマップでそのサイクリングルートを見ることができる、という仕組みだ。
ただ、このBikemapは公式の自転車道を優先して抽出しているわけではなく、オフロードだろうが農道だろうがお構いなしでルートを作ってくる。
時々「こんな所通るの?」という道を走らされる。
時々「こんな所通るの?」という道を走らされる。
かといって、ドイツの高速道路・アウトバーンは速度無制限で、走っている車は時速200キロ近くでバンバン飛ばしており、かつ自転車は走行不可。
紙地図を持っていない現状では、このルートに従うしかない。
紙地図を持っていない現状では、このルートに従うしかない。
もちろん紙地図もFrankfurtで購入しようと、手には取ってみた。
が、ドイツは自転車道が多すぎるためか、かなり細かい区間でばら売りされており、それぞれが結構な値段だったため泣く泣く購入を諦めた背景がある。
が、ドイツは自転車道が多すぎるためか、かなり細かい区間でばら売りされており、それぞれが結構な値段だったため泣く泣く購入を諦めた背景がある。
・・・何だかヨーロッパにきて愚痴ばかり書いている気がするが、実際走っている時にストレスを感じながら走っている。
と、まぁグチグチ言いながらも、悪い事ばかりでもなく。
文句を言いつつもドイツという国は良い国であることに間違いはなく、その理由の一つに「人の良さ」というのが真っ先に上がる。
文句を言いつつもドイツという国は良い国であることに間違いはなく、その理由の一つに「人の良さ」というのが真っ先に上がる。
この日も道に迷い、スマートフォンとにらめっこしていると、「どこに行きたいの?」と親切にも声を掛けてくれたのが3回もあった。
私の進行方向から見て逆から来た人でも、わざわざ来た道を引き返し、一緒に着いて来て道案内をしてくれたりする。
私の進行方向から見て逆から来た人でも、わざわざ来た道を引き返し、一緒に着いて来て道案内をしてくれたりする。
「困っている人を見かけたら放っておけない」というタイプの人が、ドイツ人には非常に多い様に思える。
で、そんな助けもあってHamburgに無事到着。
そして、待ち合わせ場所の港にて、Hamburg在住の友人・Joergと合流。
そして、待ち合わせ場所の港にて、Hamburg在住の友人・Joergと合流。
彼もまた、この旅行中に出会って連絡先を交換していた中の一人。
彼と、彼の奥さんAndreaとは、カナダ北部のユーコン川でカヤックを漕いでいた時に会っていたのだ。
彼と、彼の奥さんAndreaとは、カナダ北部のユーコン川でカヤックを漕いでいた時に会っていたのだ。
ユーコンで出会った時は知らなかったのだが、実は彼等も、友人を交えて3人で、アラスカから大陸最南端・Ushuaiaを目指すアメリカ大陸縦断自転車旅行を2、3年後にスタートさせるらしい。
これまで多くの人に旅行の話をしてきたが、やはりこれから実際に出発しようとしている人に話をする時は、語気に力が入る。
これまで多くの人に旅行の話をしてきたが、やはりこれから実際に出発しようとしている人に話をする時は、語気に力が入る。
滞在中にその友人も招いて、スクリーンで写真を投影しつつ、3人に私の旅行のプレゼンをする機会があったのだが、4時間もぶっ通しでしゃべり続けてしまった。
4/14~4/16
JoergとAndreaの家には4泊させてもらい、その間Hamburgの観光案内をしてもらった。
Hamburgはドイツ北部で最大の都市で、同様に最大の貿易都市でもある。
JoergとAndreaの家には4泊させてもらい、その間Hamburgの観光案内をしてもらった。
Hamburgはドイツ北部で最大の都市で、同様に最大の貿易都市でもある。
港周辺には、古くから貿易会社が使ってきた赤レンガ造りの建物がそのまま残されている。
何だか兵庫県・神戸の情景が思い出されて懐かしい思いを感じた。
何だか兵庫県・神戸の情景が思い出されて懐かしい思いを感じた。
滞在2日目にはドイツのプロサッカー2部リーグの試合に連れて行ってもらった。
Bremenまで電車に乗ってまでHamburgへの到着を急いだのは、この試合を見るため。
彼等が熱狂的なサッカーファンで、招待してもらっていたのだ。
Bremenまで電車に乗ってまでHamburgへの到着を急いだのは、この試合を見るため。
彼等が熱狂的なサッカーファンで、招待してもらっていたのだ。
彼等のサポートチームには日本人の宮市選手が所属しているのだが、この日は出場無し。
残念ながら試合にも負けてしまい、客席ではビールは舞うわ喧嘩になるわでかなりエキサイトした試合となった。
で、ドイツと言えばやはりビール。
普段滅多に酒は飲まないし、強くない私なのだが、Hamburg滞在中はしこたま飲んだ。
グラスが空になる前にジャンジャン注がれるのだから、飲まないわけにはいかない。
普段滅多に酒は飲まないし、強くない私なのだが、Hamburg滞在中はしこたま飲んだ。
グラスが空になる前にジャンジャン注がれるのだから、飲まないわけにはいかない。
Hamburgは昔、ビートルズがやってきて、繁華街のバーでギグを行ったらしい。
中心街にはそこかしこにバーがあり、酒飲みには堪らない環境だろう。
そんな狂乱のHamburg滞在でした。
(走行ルート:Bremen北東44km→Hamburg)
素晴らしい。私はレンタカーを利用した旅です。忘却です。残念。