俺たちゃブレーメン音楽隊~Bremen北東44kmまで

Dortmund~Bremen北東44km
4/12 (692days)

4/12
この日はDortmundから電車に乗る予定。
行先はBremen(ブレーメン)。

友人がHamburg(ハンブルグ)に住んでおり、彼等と会う日付が決まっているのだが、距離的に自走では難しい。

ということで、Dortmund~Bremen間の200キロ程は電車で飛ばすことにし、BremenからHamburgまでの90キロは自走することにした。

出発時刻は前もって調べており、10時50分発。
少々急がなければならないため、朝食はパンにし、ちゃちゃっと出発する。
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Dortmundの中心街に入って・・・
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電車に乗る。
ちなみに電車は日本でいう新幹線か、ローカル線になるのですが、今回はローカル線で。
新幹線の方は自転車を載せたければ前日に予約がいるらしい。

料金は自転車込みで€51.5(約6800円)。
乗り継ぎ2回込みで乗車時間は3時間半程。

フルパッキングの自転車はそのまま積み込めるし、一部区間は電車の中でWifiも使えるし、値段は高いけどそれに見合ったサービスだと思う。

ニュージーランドを自転車で走った時、バスのフロントバンパーに自転車を載せるためのレールが設置されているのにもびっくりしたが、ドイツの電車輪行に対する寛容振りにも驚かされた。

日本では電車やバスの利用者数が多いため、難しいのは分かっているのだが、この輪行システムは是非とも見習うべきだと思う。

外国人から、「日本は自転車で走って楽しい国か?」とよく質問される。
答えはいつも「ノー」なのだが・・・。
もちろん「北海道や一部地域は自転車で走っても楽しいよ」とは言っているが。

というのも、日本は道の数が多すぎるし、そのくせどの道も狭くて自転車が走る様に設計されているとは到底思えない。
自転車は肩身が狭すぎる。

その上公共交通機関にも自転車を載せられない(袋や箱に入れれば載せられるが)のであれば、サイクリストからすれば「走りづらい国」と言わざるを得ない。
「日本を自転車で走ってみたい」という外国人はかなりの数いるのに、非常に勿体ない現状だと思う。

日本はこの先観光事業にもっと力を入れて、自転車やキャンピングカーなどで旅行がしやすい様に整備し、旅行方法の選択肢を増やせば、もっと海外からの観光客を誘致できるはず。
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で、Bremenに到着。
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大きな都市にあっても、古い建物が並び、路面電車が通っている様は、かなり雰囲気がある。
今まで訪れたドイツの都市の中では、一番好きな雰囲気だ。
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そしてBremen(ブレーメン)といえば音楽隊。
物語を読んだ事がない私でも、ブレーメンの音楽隊は知っているくらい有名な童話であり、それは海外の人達も同様らしく、銅像の周りには常に撮影待ちの人垣ができている。
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後日ブレーメンの音楽隊のストーリーを調べてみたのだが、実際にはこの動物達はブレーメンとはほとんど関係ないらしい。

動物達はブレーメンへ行こうとしただけであり、実際にはその道中に見つけた家が気に入り、そこで音楽を奏でて暮らす・・・というストーリーだ。
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ぐるっと歴史地区を自転車で走り、Bremenを発つ。
全く予想していなかったくらい良い街だった。

Bremen以降は田舎道を進んで行く。
街の外に出てからも、走って気持ちいい道が続いている。
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道は徐々に森の中を通るようになり、家がまばらにある程度。
静寂が辺りを包む中、進んで行く。
野宿場所には困らなそうで、ストレスが無く、素晴らしい環境だ。
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19時過ぎ、適当な所で森に突っ込んで野宿。
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(走行ルート:Dortmund西10km→Bremen北東44km)

コメント

  1. 野宿が凄い。コワイ感じです。

  2. 自転車、あんな感じで乗せるんですね(*_*)結構広いのかな?やぱ。
    いい街ですねぇ(´∇`)最後から2番目の写真、良いですね🎵生で見たい風景です!あの感じ好きですよ(^.^)

kotoh360@yahoo.co.jp へ返信する コメントをキャンセル

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