【世界遺産】ケルン大聖堂~Düsseldorfまで

Köln~Düsseldorf
4/10 (690days)
4/10
Köln(ケルン)の森林で目覚める朝。
ケルンと言えば大聖堂。
折角ならばゆっくり見たかったので、都市に入る手前の森林で野宿し、この日の朝に改めてケルン大聖堂に向かう事にしていた。
で、これがケルン大聖堂。
正直なところ、もっと馬鹿でかいかと思っていた。
ポカーンと口を開けて見上げてしまうくらい・・・かと。
観光のメインとしては、大聖堂の階段を上って塔の頂上付近までいくことらしいのだが・・・
とにかく観光客が多く、浮浪者もちらほらいるため、中々自転車を長時間置いておこうという気にはなれなかった。
幸い正門の前で修道士の人が観光客整理をしていたため、声を掛けて少しだけ自転車を気にかけてもらうようにして、15分程大聖堂の中を覗いて見た。
うーん・・・まぁ・・・メキシコで見て来た大聖堂とあまり変わらない気がする。
もちろん、歴史的な価値があって世界遺産登録されているのだろうが、無知な自転車旅行者には特別感動を受ける場所ではなかった。
対岸の橋から見たケルン大聖堂。
この橋、柵をよく見ると、否、よく見なくても分かるのだが、南京錠でびっしりと埋め尽くされている。
カップルが永遠の愛をこの橋の上で近って南京錠を掛け、鍵はライン川へ投げ捨てる・・・という、願掛けなのだろう。
中にはABUSという、超堅牢という点でサイクリストから熱い信頼を寄せられているメーカーの錠まであって噴き出しそうになった。
ボーイフレンドと一緒にここにやってきた彼女の立場になってみると、彼氏が懐から取り出してきたのがABUSの錠だったら「ちょっと重すぎない?二つの意味で」とげんなりしそうだ。
ちなみに私も錠はABUS社製を使っております。重さは1キロオーバー。
さて、思ったよりも時間を掛けなかった観光を終え、さっさと走っていく。
Kölnからは川沿いというより、少しだけ内陸側に寄って進んで行く。
で、特に苦労もなくDüsseldorf(デュッセルドルフ)に到着。
この都市は数多くの日系企業が進出してきているらしく、街中では確かにアジア系の人種をたくさん見た。
Düsseldorfでは久しぶりにWarmshowers(サイクリストのためのSNS)を利用し、一泊させてもらった。
ご主人奥さん共々お仕事で忙しく、朝も早くに出て行ってしまったため、写真も撮ることができなかったのだが、晩ご飯を食べさせてもらい、よくしてもらった。
(走行ルート:Köln→Düsseldorf)
素晴らしい。最高。