フィッツロイでトレッキング~Fitzroy

El Chalten・Fitzroy
2/26 (647days)
2/26 (647days)
2/26
アルゼンチンの他の地域と比べると物価の高騰が甚だしいパタゴニア地方ではあるが、世界的に有名な山であるフィッツロイには何故か入園料の様な物はなく、無料でトレッキングをすることができる。
前日にホステルの人に「何時間くらいでEl Chaltenから往復できる?」と聞いたら「4~5時間くらいだよ」とのこと。
それなら早朝にトレッキングをして、帰ってきて正午から走り始めようとプランを立て、前日は早めに眠りに就いていた。
それなら早朝にトレッキングをして、帰ってきて正午から走り始めようとプランを立て、前日は早めに眠りに就いていた。
そしてこの日、朝5時過ぎに目を覚ましてテントの中でご飯を食べ、まだ日の出前の7時に出発。
昼食のパン、お菓子のクッキーに雨合羽と防寒着をバックパックに詰め込んで、担いで上る。
トレッキングコースはよく踏み固められて傾斜も緩いのだが、すぐに息が切れてしまった。
トレッキングコースはよく踏み固められて傾斜も緩いのだが、すぐに息が切れてしまった。
自転車を漕ぐことに対する体力はあるのだが、「荷物を担ぐ」という行為には全く慣れていない。
普段は使われていない筋肉が刺激され、すぐに疲労感を覚えるのだろう。
普段は使われていない筋肉が刺激され、すぐに疲労感を覚えるのだろう。
コースの入り口から終点のLagunas de los Tresまでは片道10.2キロ。
普通に歩く分には大した距離ではないのだが、とにかく荷物の重みが苦しい。
これなら自転車で100キロ漕ぐ方が、よっぽど楽じゃなかろうか。
普通に歩く分には大した距離ではないのだが、とにかく荷物の重みが苦しい。
これなら自転車で100キロ漕ぐ方が、よっぽど楽じゃなかろうか。
最後の2キロはかなり傾斜のきついガレ場で、トレッキングシューズを履いていても滑ってしまう程。
そのガレ場を越えると、エメラルドグリーン色の湖と、その奥に聳えるフィッツロイが現れる。
到着した時、頂上は雲で覆われており、その先端は確認できない。
到着した時、頂上は雲で覆われており、その先端は確認できない。
到着は10時。片道3時間。
帰りはペースが速くなることを考えると、確かに5時間で往復できそうだ。
帰りはペースが速くなることを考えると、確かに5時間で往復できそうだ。
・・・だが雲で覆われて頂上が見えないことは全く考えていなかった。
幸い食料は十分あるし、防寒着もあるためしばらく待ってみた。
幸い食料は十分あるし、防寒着もあるためしばらく待ってみた。
1時間待ち、2時間待ち・・・結局3時間待ってみたが、遂に頂上は姿を見せてくれなかった。
前日El Chaltenに着くまでの道中で頂上は見たし、それでいいじゃないか。
そう言い聞かせ、下山してEl Chaltenに辿り着いたのは15時過ぎ。
そう言い聞かせ、下山してEl Chaltenに辿り着いたのは15時過ぎ。
流石にここから走り出しても全然進めないし、思った以上に疲れたため、結局もう一泊することになったのでした。
素晴らしい景色ですね。天気も良くてトレッキング最高ですね。羨ましいです。