ようやく片鱗が・・・?~Piedra del Gato東22kmまで

La Junta南42km~Piedra del Gato東22km
2/10 (631days)

2/10
7時半起床。
テントから顔を出して見ると、全体的に曇ってはいるが所々穴が開いたように、青空がちょこっとだけ見えている。
昨日の判断ミスで濡れた服とテントを少しでも乾かそうと、朝食を作っている間にそこら中にぶちまけて、10時半に出発。

濡れた物は自転車に括り付けて干すのだけれども、こりゃ酷いな。
ちなみに靴もこの連日の雨でびしょ濡れのままなので、今履いているのはサンダルです。
IMGP3506


曇っているとはいえ、この日はまだ雲の色が白っぽい。
雨は降らなそうだ・・・降らないよね?
IMGP3497
 3キロ程走るとPuyuhuapiという集落に差し掛かり、そこからはアスファルト舗装になった。
入り江沿いに道が伸びており、このまま快適に進めるぞ、と思っていたら。
IMGP3508
船に乗せられました。
以前Santa Lucia付近が土砂災害で通行止めになっていましたが、ここら辺も大雨の被害があった様子。

船から岸辺を見ていると、途中の道がごっそりと削り取られたかのように無くなっていた。
要はここも、通行不可のため臨時の渡し舟が出ているわけです。
ちなみに無料。
IMGP3511
船は15分程、5キロ程進んだ場所で下ろしてくれる。
同じ入り江沿いに進むけれども、ここからは未舗装路。
IMGP3517
しばらく進んだところ、入り江がよく見渡せる場所があったため、ここでお昼休憩。
IMGP3520
宮城の松島でこんな風景見たことあるなー

と、日本に思いを馳せながらパンにチーズとハムを挟んだお手製サンドイッチ頬張っていました。
おにぎりだったらもっと格好付くんだけどな。
IMGP3522
IMGP3523
昼食後は、入り江を離れて徐々に内陸へ。
IMGP3525
内陸に入ると亜熱帯地方を思わせるようなジャングルに。
IMGP3528
IMGP3540
アウストラル街道に入って3日目だったかな?
2つ目のフェリーに乗ってCaleta Gonzalo以降よく生えている植物なんだけど、葉っぱが異常に大きい。
トトロが傘の代わりに持ってそう。
IMGP3533
細かいアップダウンを繰り返していたのだけれども、途中から一つ大き目の峠越えが始まる。
IMGP3557
この上りが結構いいパンチでしてね。
傾斜のきつい所はタイヤが滑ってウィリーしかかるくらいですよ。

未舗装路というのはどこの国もそうだけれども、自転車はおろか自動車すらも安全には通そうと思っていないくらい、めちゃくちゃな設計をしていることが多い。

かといって、車がない昔、馬車は簡単にここを通れていたのか?と考えると、答えはノーだろう。
馬からしたら堪ったもんじゃなかったろうな。
IMGP3573
で、ここの区間も地面は穴ぼこだらけ。
何でこんなに穴ができるんだよ・・・落石か?大きな石がごっそりえぐられたからか?
色々原因を考えながら走っていたら・・・

答えはWebどころか、道路上にありましたわ。

妖怪シャベル小僧の仕業だったか。
IMGP3551
標高500メートル到達。
数字上で見れば大したことないけれども、海抜0メートル付近から上ったことを考えれば、やっぱりしんどい。

普通こういう標高看板が出ていればそこがピークなんですけどね。
何故かここからもう少し上らされた。
IMGP3574
その少し上った先から、一気に下り。
この下りがめちゃくちゃに寒い。
写真を見てもらったら分かる様に、雪山が近いので当然だろうと思われるかもしれませんが。

実際には、アウストラル街道が通っている地域はこの季節、非常に暖かい。
ただし、それは陽射しがある時に限っての話。
曇りや雨の日は結構な冷え込みになる。

なので、この日の様に晴れたり曇ったりを繰り返す一日というのは、ジャケットを着たり脱いだりして非常に大忙し。
ちょうどこの下りの時点では曇っていたため、受ける風を含めてめちゃくちゃ寒かった。
IMGP3588
下り切った後。
雪山に囲まれているけれども、これまた写真を見てもらえれば、晴れているのが分かるでしょう?
この時は暖かいのです。

雲の動きが非常に速く、目まぐるしく気温が変化する。
まるで日本の四季の内の春・夏・秋が、一日の内に何周もしているかのように感じる。
IMGP3613
IMGP3616
IMGP3618
時間的には夕暮れ時に差し掛かり、そろそろ野宿場所を探し始めようか、という所で、ここ数日で一番の快晴になり始めた。
IMGP3620
それと同時に、周りを囲む景色の色も変化し出した。
それまで深い緑色だった樹々の色が、陽の光を受けて明るい緑色になっていく。
些細な事かもしれないが、ここ数日陽の光をまともに見ていなかった私にとっては感動的な瞬間だった。
IMGP3623
いかんいかん、こんな良い風景を、こんな一日の暮れに味わうのは勿体無い。
さっさと野宿場所を確保して、明日の走行に回そう!

ということで、この日はここから程なく走った所にあった川辺のバス停付近で野宿。
一日の終わりに、ようやくアウストラル街道の美しさを垣間見た気がした。
IMGP3629
(走行ルート:La Junta南42km→Piedra del Gato東22km)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です