レッドリバーバレー~Chilecito南東60kmまで

Chilecito~Chilecito南東60km
1/4 (594days)
1/4 (594days)
傾斜はきつくないが、下りは一切なく、上りの直線がずーっと続く。
サボテンが生い茂る山を左右に見つつ、玉の汗が顔中に噴き出す暑さの中、上り坂を走っていく。
サボテンが生い茂る山を左右に見つつ、玉の汗が顔中に噴き出す暑さの中、上り坂を走っていく。
27キロ走り、早々にキリストベンチで休憩。
ありがたや、ありがたや。
ありがたや、ありがたや。
ブルマ着用・・・貴様は断じてトキではない!
休憩して再び走り始めると、左右の山が赤みを帯び始めた。
どうやらこの赤い谷間を通って標高を上げていくらしい。
どうやらこの赤い谷間を通って標高を上げていくらしい。
そしてここからが峠越えの本番らしく、明らかに傾斜がきつくなった。
ペースはガクッと落ち、流れる汗の量も尋常ではなくなってきたのだが、流石に見える風景は面白い。
最近は風景の変化に飢えていたため、こういう景色に出会えるなら、暑さだって我慢できる・・・少しだけなら。
ペースはガクッと落ち、流れる汗の量も尋常ではなくなってきたのだが、流石に見える風景は面白い。
最近は風景の変化に飢えていたため、こういう景色に出会えるなら、暑さだって我慢できる・・・少しだけなら。
この景色を見ていて、そういえば中学生の時、音楽のテストの課題曲が「レッドリバーバレー」という歌だったっけ、と思い出した。
サッカーの部活の試合中、下級生だった私はボール拾いでコートの外にいたのだが、その時にこのレッドリバーバレーを口ずさんで練習していた。
その歌声が思った以上に大きかったらしく、顧問の耳に届いてこっぴどく叱られたことも思い出した。
そら叱られるわな。
「GO GO GO CICLISTES!(がんばれサイクリスト達!)」
地元のサイクリストにも人気のコースなのだろうか?
地元のサイクリストにも人気のコースなのだろうか?
峠の頂上は標高2040メートル。
ここからの下りは、今まで上って来た貯金を一気に放出するかの様に、すぐに猛スピードになるため、こけやしないかとハラハラした。
ここからの下りは、今まで上って来た貯金を一気に放出するかの様に、すぐに猛スピードになるため、こけやしないかとハラハラした。
少し下って標高1650メートルのところに集落があり、商店があったためコーラを購入。
この暑さでは、冷えたコーラが本当に身に染みる・・・。
この暑さでは、冷えたコーラが本当に身に染みる・・・。
この商店、Wifiも使わせてくれた上に前にある空地でテントを張る許可もくれたため、お言葉に甘えてさっさと走行終了。
コーラ飲みながらネットサーフィン。ついでにピザでも食えばあなたは立派なアメリカン。
コーラ飲みながらネットサーフィン。ついでにピザでも食えばあなたは立派なアメリカン。
まあ、私の晩御飯はパンとマーガリンなんですけどね。
(走行ルート:Chilecito→Chilecito南東60km)