何もないが故に平和な道~Santa Mariaまで

Cafayate~Santa Maria
12/26 (585days)

12/26
昨日買えなかったワインと牛肉を買いに、朝からスーパーへと向かう。
そして朝食を食べ、だらだらとして11時に出発。

今までだと大体7時半、遅くて8時半出発が普通だったのだが、アルゼンチンに入ってから明らかに出発する時間が遅くなった。
どうもシエスタの文化に毒されて私自身の時間の使い方もゆっくりした物になってしまったようだ。
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それにしてもゆっくりしすぎだ。
もう太陽は高く、気温はすっかり暑くなってしまった。

Cafayateを出てもやはりブドウ畑がずっと広がっており、平坦な道を進んで行く。
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 進んで行く・・・。
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ただ進んで行く・・・。
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何だろう、風景としては飽きて退屈するような同じ景色が続くのだけれども、このストレスのないリラックスした感じは・・・。
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思えば南米の走り始め、いや、中米からここまでの半年間、ずっと気を張っていたような気がする。
ここまで走ってきて、南米は刺激的な道が多く、走っていて楽しかったのだが、過酷な道も多く、どの道もある程度気を引き締めて掛からなければいけなかった。

この道は走っていて、決して刺激的でもめちゃくちゃ楽しいわけでもないのだが、とてもリラックスして走る事ができる。
ただ自転車に乗って、穏やかな雰囲気を走るだけ。

南米では、とても新鮮なことのように感じた。
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まぁ、本当に何もないんですよ。
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酒に酔って帰って来た波平orマス夫さんに注意。
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で。

夕方にSanta Maria到着。
どの家も立派で、どうやら富裕層の住む町のようだ。
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この日は市営のキャンプ場に宿泊。
タダかと思っていたのだが、一泊50ペソ(約350円)。
出て行こうかとも思ったが、もう動くのも面倒だし泊まる事に。

日帰り利用はタダらしく、回りのベンチには家族連れや恋人達がそれぞれの時間を楽しんでいる。
アルゼンチンのキャンプ場はどこもバーベキュースタンドが付いているのが、実に国民性を表していて面白い。

彼等と牛肉は切っても切り離せないものなのだろう。
「切っても切り離せない牛肉っちゅうのは筋が多くて美味しくなさそうやねぇ!」なんて突っ込みもありそうだが、アルゼンチン牛は赤みが多いながらしっかり柔らかいです。
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Cafayateから運んでいたステーキを、私もバーベキュースタンドで焼こうとしたのだが、全く火を付けられなかった。
いいんだ・・・ガソリンストーブあるし・・・
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ストレスなく走って、疲れたらワインとステーキ食って、走りつつもだらけた一日でしたとさ。

(走行ルート:Cafayate→Santa Maria)

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