宝石の道・ウトゥルンクへの道まとめ

Uyuniから南西へ150キロ走った地点を起点に、南へ200キロ進むとチリとの国境に辿り着く。
この200キロの区間、日本人サイクリストの間では通称「宝石の道」と呼ばれ、非常に有名な道となっている。

それと同時に、南米でも屈指の難関ルートとしても知られている。
というのも、200キロ区間は完全未舗装路に加えて深い砂に道は覆われており、更には昼過ぎから強風が吹き荒れてまともに自転車に乗る事は不可能だと言う。

それでも日本人のみならず、世界中のサイクリストがこぞってこの道を走りたがるのは、道中に野生のフラミンゴが生息する湖がいくつもあり、かつ標高4,000メートルを常に越えるそのルート上では、まさに地球の原風景とでもいえる風景が見ることができるために他ならない。
英語ではこのルートは「The Lagunas Route(湖の道)」、スペイン語では「Ruta de Laguna Colorada(コロラダ湖の道)」と呼ばれている。

この記事を書いているのはチリのSan Pedro de Atacamaという、ボリビア国境を越えてすぐの町であり、宝石の道を13日間掛けて走破した直後になる。

恐らく当ブログを見て下さっている読者のほとんどが全く馴染みのないルートとなるはずなので、まず走ったルートなどを紹介し、この記事の後から始まる宝石の道の記録記事を見てもらう方が分かりやすく楽しめると考え、まずまとめ記事とさせて頂きました。


下の画像はUyuniから宝石の道ゴールのチリ・San Pedro de Atacamaまでの地図になる。
(※地図は先人サイクリストの方が貼っていたリンクより引用させてもらいました。)
無題
下の地図において、緑色が一般的なルート(のはず)で、Uyuniから南西に進んで150キロ程のAlotaから、更に35キロ程西に進んだところが宝石の道の入り口になる。

そこから南下し、Laguna Cañapaから始まる湖群を通って、ルート上一番大きな湖のLaguna Coloradaの西側を南下。
Laguna Chalviri、Laguna BlancaとVerdeを通過してチリに入国、San Pedro de Atacamaでゴールというのが一般的なルートとなる。
恐らくUyuniからSan Pedro de Atacamaまで約7日間の行程となるだろうか。
宝石
私が走ったルートは赤色で、Laguna Coloradaまでは一緒のルートになる。
Laguna Coloradaの南端から、湖東側に沿って北上し、湖右端に到達したら分岐を東へと取ってQuetena Chicoという集落へと向かった。
その後Quetena Chicoから南下して70キロ走り、Laguna Chalviriから宝石の道本線へと復帰するルートを採用した。

このルートを採った理由は、Quetena Chicoの南西にVolcan Uturuncu(ウトゥルンク火山)という火山があり、集落から山頂付近まで一本道が続いている。
この一本道は標高約5,800メートルまで続いており、「車で(ひいては自転車で)行ける世界で一番標高の高い道」となっている。

Laguna ColoradaからQuetena Chicoまでと、Quetena ChicoからUturuncu山頂までの往復距離の合算約100キロ、従来のルートより寄り道とした結果、私は宝石の道をUyuniから数えて13日間で走破した。(Quetena Chicoでの休養日1日を含む。)

宝石2
【走行状況】
・1日目:Uyuni→San Cristobal
Uyuniから出てすぐに未舗装路だが、30キロ程はアスファルト舗装とほとんどかわらず走る事ができる。
ただし30キロ地点で工事による回り道を強いられ、そこから約5キロは深砂利とコルゲーションの酷い道を走らされる。
工事が終わっても、以降はガタガタの未舗装路で速度を出すことはできない。

76キロ地点、Vila Vilaという集落を過ぎてからは向かいからの暴風が酷くなり、砂嵐が巻き起こって自転車を乗るのにも苦労する。
San Cristobalにはメルカドや商店があり、食料や水を購入することができる。
UyuniからSan Cristobal間には商店やレストランは存在しない。

・2日目:San Cristobal→Alota北西10km
San CristobalからAlotaまでの60キロは、フラットで未舗装路ながら走りやすい。
Alotaでは水を集落内の体育館で補充することができる。(※飲んだけど普通に大丈夫だった)
メルカドはないが商店があるため、ジュースやスナックは補充できる。

Alota以降は奇岩地帯に入り、上り坂が多くなるのと車の交通量が多くて砂埃が巻き起こり、結構しんどい走行になる。

・3日目:Alota北西10km→Laguna Hedionda
宝石の道突入初日。
Alota北西10kmのキャンプ地から宝石の道入り口までは約33キロ。
その区間では大きな上り坂が2つ程ある。

入り口は注意が必要で、T字路を左に曲がって宝石の道となるのだが、案内表示などは一切ない。
私は気付かずに一度通り過ぎ、3キロ程走って引き返した。
戻った方角からはT字路の標識があったため、一応それが唯一の視認できる目印となる。
何台かツアーの車が入り口付近を行ったり来たりしているので、それでも判断できる。

入り口から3キロは標高4300メートルまで上がるかなり傾斜のきつい上りで、フルパッキングの自転車では漕ぐことは不可能。
そこを越えてもアップダウンが多く、かつ深砂利でまともに走行することはできない。

入り口から14キロ、一つ目の湖、Laguna Cañapaに到達する。
この湖から数キロが最も砂が深く、押して進むことも困難を極める。

その数キロを抜ければ、一応乗って走ることはできる。
入り口から27キロ、Laguna Hedionda湖畔のホテルに到達。
頼めばホテルの側にテントを張らせてもらうことができる。
水も、私は飲料水をもらうことができた。(外の蛇口は塩水)


・4日目:Laguna Hedionda→Hotel Desierto

Laguna HediondaからLaguna Hondaまでは走行可能。
Laguna Hondaからは傾斜2~3%の上り坂で、途中までは乗って走ることができるが、少しして砂が深くなり上り坂の中を押して進むことになる。

Laguna Hediondaから25キロ、ガレ場を越えた先に東西に分かれる分岐点がある。
私は西(右)側のルートを採った。
分岐からも上りは続き、標高ピークは4700メートルに到達する。
自転車に乗るには厳しい深砂利で、ほとんどは押すことになる。

ピークを越えると下るのだが、ここも砂が深くて半分以上は押すことになる。
Laguna Hediondaから35キロ、「Hotel Desierto→」という石看板があり、約2キロでHotel Desiertoへ到達。

Hotel Desiertoではホテル脇でテントを張らせてもらい、かつシャワーとコンセントを無料で使わせてもらうことができた。
水もトイレからもらうことができ、飲んでも平気だった。

宝石の道の走行状況として、3日目と4日目の区間が砂が深い箇所が多くて長く、最も苦しい区間だった。

・5日目:Hotel Desierto→Arbol de Piedra
地図上だと本線からHotel Desiertoまでは一本道しかないが、ホテルから南に延びる道を通り、行きとは違う道を通って本線と合流できる。

ホテルから2キロは自転車に乗れるが、そこから4キロは地獄の砂区間で自転車を押すのにも苦労する。
その4キロ区間を越えると、以降は自転車に乗ることが可能。
Arbol de Piedra手前のガレ場だけ、少し漕ぎづらいくらい。

Arbol de Piedraはツアーの車が多く鬱陶しいが、16時を越えると全部掃けてしまうため、どこにでもテントを張ることができる。
水は入手不可なので、Hotel Desiertoでもらっておくのが吉。

・6日目;Arbol de Piedra→Laguna Hedionda北東の分岐点
Arbol de Piedraから8キロは走行可能。
以降は砂が深くなり、押して進むことがほとんど。
Laguna Coloradaが見えると下り坂に入っているはずだが、ここも砂が深くて走行は難しい。

Arbol de Piedraから16キロ、国立公園管理事務局に到達。
150BS(※2017年12月現在)を支払いチケットをもらう・・・はずなのだが、私が到着した時には無人で支払うことなくスルーした。
(※Laguna Blancaのホテルの目の前に出口側の事務局があり、そこで支払うことができるため、ここで支払うことができなくても問題はない。)

公園管理事務局からすぐでLaguna Coloradaと、その湖畔のホテルに到達。
ホテルではジュースや野菜、パスタなどを購入できるらしい。
私は11時半頃に到着したのだが、「もう少し後にならないと商店を開けない」と言われたので、夕方以降じゃないと購入できないのかもしれない。
飲料水ではない水は蛇口からもらえたため、それだけ補充させてもらった。

ホテルからはLaguna Colorada沿いに南下し、緑色の標識で「Curuse de ???(忘れた)←」というのが現れれば左折。ここがQuetena Chicoに行くか、メインのルートに行くかの分岐点となる。
これを左折せずに直進すれば一般的なメインのルートになる。

左折すれば、湖中央にある展望台に通じているのだが、それを無視すれば湖の東側へと通じるショートカットになる。
この道を進んでいれば、湖東側に到達したと同時に道は北上方面へと向かうため、迷うことはない。

北上を続ければ、湖の北東の端に到達し、3つくらい小屋が立っている
ここに北へ向かうか、東へ向かうかの分岐点がある。
一番東側(一番右)の小屋から東へと向かう道があり、ここに入るとQuetena Chicoへと向かう一本道になる。

小屋はツアー会社の物置らしく無人のため、傍にテントを張ることができる。
水の入手は不可のため、Laguna Coloradaのホテルで入手しておくが吉。

・7日目:Laguna Colorada北東の分岐点→Quetena Chico
分岐からQuetena Chicoまでは約45キロ。
分岐から500メートル程上がり、ピークは標高4800メートルに到達するのだが、傾斜は緩く道の状況もいいため、ほとんど自転車に乗ることができる。

ピークを越えた後は下り基調で、最後に一つ丘を越えた先にQuetena Chicoがある。
いくつか商店があり、一番東側の道路、やや南寄りの商店が一番品揃えが良い。パスタや米が購入できる。
(※営業時間が全く読めないため、開いているのを見たら後伸ばしにせずにすぐ買う方がいい。)

なお、水曜日にはトラックが公園にて青空市場を開催していたため、そこでも米や野菜、フルーツを購入できた。

私が宿泊したのは一番東側の道路、集落の北に位置する「LAMPHAYA Lodge Andino」というホテルで、一泊50BS。
(※私が到着する前に、日本人サイクリストの濱さんが先着しており、最初は100BSと言われたらしい。ちなみに他のホテルは120BSと、基本的にQuetena Chicoの宿泊料金は高い。)

ホテルにはキッチンがあり、調理器具は使わせてもらうことができる。
野菜もホテルにて購入可能。

Quetena Chicoは当然なのだが、Uyuni以降でATMや銀行は存在しない。
USドルをいくら持っていても紙屑扱いのため、もしQuetena Chicoに来るつもりならボリビア通貨は余分に持っておく方がいい。
(※Quetena Chicoで合流したもう一人の日本人サイクリスト、久保田さんはホテルの人にUSドルをBSに両替してもらうことができていたが、相当に運が良かったのだと思う。)


・8&9日目:Quetena Chico→Volcan Uturuncu→Quetena Chico

Uturuncuの標高は6010メートル。
道は標高5800メートル付近まで一本道で続いており、2017年12月時点で「世界で最も標高の高い道」とされている。
※参考サイト

日帰りでのアタックのため、荷物は全てホテルに置き、バックパックに少しの食料を積めて背負い、空身の自転車で早朝6時半に出発。

集落の北からすぐにUturuncuへと通じる道に入ることができる。
分岐はいくつかあるが、太い道さえ選んでいればほとんど迷うことはないはず。

唯一間違うとすれば、大きな川が道を分断している箇所が一つあり、川を渡り切った所で左右に分岐しているのだが、右へと向かうルートが正解。
(※私達は左に入った。一応そのルートでも本線には戻れるのだが、砂が深いのと、スマートフォン等のGPS付きオフラインマップが無いと復帰が難しい。)

Quetena Chicoから15キロ、登山道入り口のゲートがある。
ゲートは簡素な物で、簡単に越えることができる。この時点で標高4600メートル。
このゲートまでは砂が深く、傾斜も深い上りが多いため、走行はほとんどできない。
もし荷物を持って行くなら、ゲートまでの道が鬼門となるはず。

ゲートを越えると、石は多いが自転車を漕ぐことはできる箇所が少しはある。
ほんの少しなので、全行程中9割は押していたけれども。

14時過ぎ、Quetena Chicoから27キロ走り、第一駐車場のある標高5780メートルに到達。
緑色の看板がある為、それが目印となる。

一応その先にも道があり、スマートフォンの地図上では第二駐車場まで通じ、もう少し標高の高い場所まで行けるらしいのだが、14時を下山のタイムリミットに設定していたためこの第一駐車場をゴールとした。

来た道を下り、Quetena Chicoに帰ってきたのは18時過ぎだった。
(宝石の道上で日没は18時45分頃)

走行中、人も車も民家も一切見なかったため、もし万が一トラブルがあった場合、最悪の事態は想定しておいた方がいい。
気温は寒くはなく、山頂付近でも10℃は余裕で超えていたと思う。

服装はアンダーアーマーの寒冷地アンダーウェア上下にウィンドブレーカー、サイクル用長ズボン。山頂付近でフリースを着たくらい。
オープンフィンガーグローブでも全く問題なし。

翌日9日目はQuetena Chicoにて休養。

・10日目:Quetena Chico→Laguna Hedionda
Quetena Chicoから20キロは、一部砂が多い区間はあるが普通に走れる。
20キロ地点から6キロ上り坂が始まり、標高4750メートルまで上る。
傾斜が10%近くあるため、自転車を押すことも困難。
Quetena Chicoから南下するなら、この区間が宝石の道でも最も最大瞬間的にしんどい区間になる。

ピークを越えればLaguna Hediondaまでは下り。
Quetena Chicoから33キロでLaguna Hediondaに到達。
Laguna Hediondaには風除けはないが、その2,3キロ先のLaguna Kollpaには風除けがたくさんあるのでテントを張るならそちらの方がいい。

・11日目:Laguna Hedionda→Aguas Calientes(温泉・Laguna Chalviri西側)
多少のアップダウンを繰り返し、下り坂から塩湖を眼下に見下ろす形でSalar de Chalviriに突入する。
私のもそうだが、ほとんどの紙地図上ではChalviriの東側を南下してAguas Calientesを通過せず、チリとの国境に向かうように記載されている。
実際にはそんなルートは存在せず、分岐もなくCharviriを横断する形で西側にあるAguas Calientesに到達できる。

Salar de Chalviri内は砂漠と言う感じで砂は多いが、半分くらいは自転車に乗れる。
Laguna Hediondaから32キロでT字路に当たり、そこで宝石の道本線に復帰することができる。

T字路から3キロでAguas Calientes・温泉に到達。
入浴は無料で、温泉の目の前にテントを張ることができる。
(※トイレや更衣室を使うなら6BSを請求される。)

14時から17時くらいまではほとんど無人だが、それ以降は翌朝出発する7時までツアー客がひっきりなしに来るため非常に喧しい。

温泉の前に商店があり、ジュースやスナックは購入可能。
2リットルのコカ・コーラは18BSだった。

・12日目:Aguas Calientes→Laguna Blanca南のホテル
温泉から10キロ近くはフラットな道が続く。
以降、20キロ地点までは上り坂になり、ピークは標高4720メートルに達するが道の状態がいいため自転車には乗れる。

温泉から30キロでLaguna Blancaが眼下に見え、分岐が現れる。
Licancaburに通じるように見える一つ目の分岐が正規のルートのため、それを右折するとLaguna Verdeに行くことができる。
Laguna Verdeからホテルの約10キロは砂が深い箇所があるが、概ね自転車には乗れる。

温泉から44キロ、Laguna Blanca南部のホテルに到達。
宿泊は1泊40BS、キッチンを使わせてもらい自炊ができる。
レストランもあり、朝食は10BS(パンケーキ3枚、お茶のみ)、昼食と夕食は15BS。
ジュース、スナックも購入可能。

ホテルの目の前に国立公園事務局があり、Laguna Coloradaで入園料を支払うことができなかった場合はここで支払うことができる。(150BS)

・13日目:Laguna Blanca南のホテル→チリ・San Pedro de Atacama
ホテルからボリビアの出国管理局までは6キロ。ほとんど走行可能。

管理事務局は9時半に開くため、早めに行っても開いていない。
管理事務局では「15BSを支払え」と言われ、書面も見せつけられたがボリビアに出国税があるなど聞いていないため、払わない態度を見せたらあっさりとスタンプを押され無事出国。
チリ側の入国処理はSan Pedro de Atacamaでしかできないため、国境付近ではボリビア出国処理のみ。

国境から即アスファルト舗装の道が始まる。
6キロ程アップダウンの道を走った後、以降はSan Pedro de Atacamaまでの30キロ超を標高2000メートル差のダウンヒル。

San Pedro de Atacamaに入り、最初のT字路を右折し、少し直進した先がチリ側の入国管理局。
X線検査があり、荷物を全て外す必要がある。

La Casa Del Sol Nacienteというホステルにキャンプ場があり、テントなら一泊5000CLP(100円=5.7CLP。約1000円弱)
シャワー、キッチン、Wifiあり。洗濯は不可。(※自前のバケツに水を溜めてやる分には大丈夫かも)

【食料の準備】
約10日分の食料をUyuniで準備し、宝石の道に挑んだ。

米・・・・・・・・・・・・・・2㎏
パスタ・・・・・・・・・・1.6kg
即席ラーメン・・・・・10袋
パスタ用ソース・・・3袋
パン・・・・・・・・・・・・・40個
干し肉・・・・・・・・・・・1㎏
ツナ缶・・・・・・・・・・・4個
肉缶・・・・・・・・・・・・・5個
6本入りウィンナー・・1袋
玉ねぎ・・・・・・・・・・・5個
ジャガイモ・・・・・・・・5個
ニンジン・・・・・・・・・・5個
チーズ・・・・・・・・・・・1個
マーマレード・・・・・・1個
クッキー・・・・・・・・・・6袋
水・・・10.5リットル(最大積載時)
ガソリン・・・ボトル2本(約1.5リットル)
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結果から言うと、食料は結構余った。
特に米とパスタ、即席ラーメン、ツナ缶はそれぞれ3食分は余る事になった。
パスタとパン、野菜、クッキーは少しQuetena Chicoで買い足したけれども、必要はなかったように思う。

予備を含めボトルを2本持って行ったガソリンは余裕で余った。
もちろん作る料理の量にもよるだろうけれども、MSRの大きい30オンスのボトルが枯渇することは無かった。

干し肉は自作。
市場で干し肉を濱さんと折半で2㎏購入し、一晩濃度5%の塩水に寝かし、その後3日間かけてホテル室内で干していた。
出来上がりはカチカチの干し肉になり、9日目に使い切るまで腐ることなく食べられた。
食べるのは大体朝食時で、寝る前にコッヘルに水を張って塩抜きし、即席ラーメンに使うことが多かった。
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【お金】
宝石の道内、Laguna Coloradaの入り口で公園入園料として150BSが最低限必要となる。
それを除き、Uyuni出発時点で400BSを用意した。

宝石の道では宿泊費として、Quetena Chicoで3泊(50BS×3=150BS)、Laguna Blanca南のホテルで1泊(40BS)の合計190BSを使った。
後はクッキーやジュースなどをちょこちょこ買い足して、出国時に綺麗に使い切ったので、大体350~400BSで十分足りると思う。もちろんそれぞれのペースにもよるだろうけれども。

宝石の道ではATMは当然として、商店やホテルではUSドルは受け取ってくれないので、紙屑も当然になる。両替商もいない。
ツアーの車が多いため観光客から両替してもらったり、ホテルで両替してもらうことは運が良ければできるかもしれない。

ちなみにSan Pedro de AtacamaではATMの手数料が4USドル取られるので、それが嫌な人はUyuniでUSドルをATMで下ろしておく方がいいかもしれない。
Banco Mercatil Santa CruzのATMがUyuniで唯一USドルが下せる(はず。他のATMはできなかった)。
ただ、San Pedro de AtacamaではUSドルからチリペソの両替レートが悪いという噂なので、どっちにしろ余り変わらないかもしれない。

以上、ほとんどサイクリスト向けのまとめになった気がしないでもないですが、これらを踏まえて宝石の道の記事を読んでもらえるとより楽しんでもらえると思います。

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