イーカ、イいのんカ~Icaまで

Pisco~Ica
10/9 (507days)

10/9
Piscoを出ると、この日も早々に砂漠風景のお出迎え。
刻々と数字が増えていくマイルストーンだけが唯一、この風景の中で変化するものとなる。
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文字数の多い標識は特別ボーナス、退屈を凌ぐことができる。

「急がないで、大切なあなたの命」

まぁペルーの場合、スピードをぶっ飛ばすのが問題なのではなく、車間距離スレスレで抜いていくことなのだけれども。

この車間スレスレの通り抜けに、脇の民家から飛び出して追いかけてくるバカ犬のコンボが合わさった時は、本当に死を恐怖する。
左から狂車、右から狂犬。
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 砂漠の上、どこまでも伸びる砂漠。
果てしなく広がる地平線。
広い視界とは裏腹に、私の眼はその風景には目がいかず、徐々に思考は内に内にと向けられていく。
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深い思考から覚め、気付けば砂漠の中30キロを走っていた。
この時に考えていたことは、この旅行が終わってからについて。
普段あまり考えないことなのだけれども、この時は周りの音すら聞こえない程に思考にのめり込んでいた。
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50キロ弱走った所でようやく現れたレストランで昼食休憩。
あれだけ何もない砂漠の中にあって、自転車旅行者にとっては正にオアシス。
さすがに日陰すらない所でガソリンストーブ使って自炊はしたくないし、昼食用の食料も運んでいないため、レストランが見つかるまで強制的に進むしかない。
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昼食後は風景に変化があり、農地が広がり、収穫のために人々が精を出している。
これは恐らく玉ねぎの収穫風景だろう、無数にあるオレンジ色の編み込んだ袋に詰めこんでいる。
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そしてこの地域での代表的な作物がブドウで、やはりブドウ畑を最もよく見かける。
ピスコと言えば、酒に疎い私でもちらっと聞いたことはある程有名な蒸留酒であり、その名前の通り昨日滞在したPisco周辺で採られるブドウを用いて作られた酒であるとのこと。

普段酒を飲みたいと思うことはないのだけれども、ここまでブドウ畑を見せられると、流石に「ちょっとピスコ飲んでみてぇなぁ」と思うものだ。
途中から「ピスコ、ピスコ」と頭の中で呟きながら走っていた。
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Icaには15時過ぎ到着。
距離は80キロ弱しか走っていないけれども、大きい町を逃すと泊まれる場所を見つけることが困難なことがLima以降の砂漠走行でよく分かったため、この日はここで終了。

確か数年前にペルー沖で大きな地震があったと記憶しているのだが、その影響だろうか、大聖堂にはいくつものヒビが入り、正門はなくなってしまっている。

大聖堂を囲むアーチも崩れており、被害は小さくなかったことがうかがい知れる。
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一泊23ソル(1ソル=34円。約780円)のドミトリーに宿泊しているのだが、立派なバーが備わっている。
チェックイン時にカクテル一杯無料チケットをもらったため、これ幸いピスコを使ったカクテルを頼む。

ピスコにコーラをシェイクしたカクテルで、ピスコ自体の味はブランデーに似ている。
酒の味の良し悪しは全く分からないのだが、スーパーで買っていたメロンとの相性が抜群だった。
今度から、ブランデー飲むときはメロンも一緒に買おう。
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(走行ルート:Pisco→Ica)

コメント

  1. 素晴らしい。最高です。

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