50音順コラム い・「衣」

人間の生活の基本となる衣食住。
今回はその中の「衣」について。
2017年10月現在、私が持ち運んでいる衣料は以下の通り。
半袖Tシャツ・・・2枚
長袖Tシャツ・・・1枚
ポロシャツ・・・1枚
半ズボン・・・2枚
長ズボン・・・2枚 ※内1枚冬用厚手
フリース・・・1枚
ライトダウンジャケット・・・1枚
速乾性半袖肌着・・・2枚
保温性長袖肌着・・・1枚
寒冷地用レイヤー(アンダーアーマー)・・・上下1枚ずつ ※ピッチリアンダーウェア
タイツ(速乾性)・・・1枚
パンツ・・・2枚
靴下・・・2組
タオル・・・1枚
帽子・・・3つ ※内一つ冬用
レインウェア・・・上下1着ずつ
1年4か月走ってみた感想としては、持ち過ぎだと思う。
ちなみに帽子3つの内2つと、半ズボン1枚は旅行中のもらい物。
日本で準備している段階ではあれやこれや考えて服装は準備した。
「走っている時に寒くなるかもしれないから、タイツ、保温性の高い肌着、場合によっては冬用長ズボンも着ることがあるかもしれない」、そう思っていた。
はっきり言って、普通に南北アメリカ縦断する上で冬用の服装など一切いらない。
サイドバッグに積み込むだけ無駄。
この1年4か月、保温性肌着と冬用ズボンは1回も着ていないのではないだろうか。
タイツは寒い時に極稀に履くかな、というぐらい。
走っている時の基本服装は、速乾性半袖肌着、半ズボン、靴。
寒ければ、これにフリースを羽織るというスタイルで走っている。
自転車旅行というのは、基本的に夏を追いかけながら走っていく。
南北アメリカ縦断で言えば、緯度の高いアラスカ・カナダ・アメリカは5~11月の内に走り抜ける。
南半球側に近づけば季節が北半球とは逆転するため、12月には夏のシーズンとなる。
そうすると、理論上では常に温かい季節を走り続けることができるということになる。
もちろん、標高などの条件で寒くなったりはもちろんするのだが。
今のところどうしようもなく寒くなったという経験はない。
ペダルを漕いで走っている時は運動をしている訳だから、体は温まっている。
冬用寝袋NANGA社製・オーロラDX750に包まれば、標高4000メートルオーバーでのテント泊でもパンツ以外真っ裸でも平気なくらい温かい。
そのため、冬用の服装というのは本当に活躍の機会が全くないまま、現在に至っている。
ライトダウンジャケットは、町を歩くときに羽織って着ることは多い。
というか、ライトダウンジャケットは完全に秋口ようだな、日本の冬並の寒さがきたらとてもじゃないがこれでは対応しきれない。
理想としては、
半袖Tシャツ・・・1枚
半ズボン・・・1枚
長ズボン・・・1枚
フリース・・・1枚
ライトダウンジャケット・・・1枚
速乾性半袖肌着・・・2枚
パンツ・・・2枚
靴下・・・2組
タオル・・・1枚
帽子・・・1つ
レインウェア・・・上下1着ずつ
これで十分だと思う。
どうしても困れば、現地でいくらでも手に入ることができるし。
ただし、日本から持ってこなくて後悔している物が1つある。
それがウィンドブレーカー。
気温が寒い場合。
上り坂であれば運動負荷が上がる分、体温も上昇する。
しかし、下り坂の時は風を全身にもろに受けるため、体温が急激に奪われる。
現状ではそういう時にフリースを着るのだが、フリース自体は風をじゃんじゃか通すため、ほとんど気休め程度にしかならない。
しかも、上り坂になればフリースはその保温性の高さからすぐに温かくなり、脱いでしまう。
かといって、フリースを脱いで半袖になると中途半端に寒いし・・・
ウィンドブレーカーであれば風は完全にシャットダウンされるし、ウェア自体に保温性能はないのだから、上り坂でも急激に温まることはないだろうから、脱がなくても恐らくは平気だろう。
日本では冬の時期に自転車九州一周をしたのだが、その時は寒冷地用レイヤー上下に半ズボン、ウィンドブレーカーという組み合わせで走っていた。
寒くも無く暑くも無く、非常に快適な中走っていた記憶がある。
ということで、2017年10月現在、ペルーのリマで日本からの荷物が到着するのを待っているのだが、その中の一つにウィンドブレーカーが含まれている。
到着すれば、私の自転車旅行ライフが劇的に快適なものになると思うと、期待に胸が膨らむ。
早く届け、ウィンドブレーカー。
ウィンドブレーカーと再会間近ですか!!
て、帰ってくるまで持ってった物だけで旅じゃないんですね(・o・)
理想の荷物は1泊旅行みたい(^^;