【世界遺産】マヤ遺跡・Uxmal

Uxmal(ウシュマル)

ウシュマル (Uxmal) は、メキシコ、ユカタン州にある古典期後期から後古典期のマヤ文明の遺跡。
(中略)ウシュマルという地名は、オシュ=マハアルと発音されたと考えられ、マヤ語の研究者の間でその由来について論争があるが、コロンブス到着以前の古いマヤ語の名称と考えられ、「三度にわたって建てられた町」という意味である。
(中略)ウシュマルは、フン=ウィツィル=トゥトゥル=シウによって紀元500年に建てられた町であるという。
(中略)チチェン・イッツアと同盟を結んで北部ユカタン全域を支配していた。
(※Wikipedia「ウシュマル」より引用)
※写真は私撮影
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UxmalはMeridaから南へ60キロ程、ジャングルの中に位置している。
特に下調べもせず、世界遺産であるということと、Meridaから近いという理由で、特に期待もせずに訪れた。
Meridaからバスで一時間程、周辺にはホテルしかないような小さな集落へと到着する。

入り口で入場料を払い、ゲートをくぐると大きなピラミッドがすぐに姿を現す。

Piramide del Adivino(魔法使いのピラミッド)
今まで多くの遺跡を訪れてきたが、このように丸みを帯びたピラミッドというのは非常に珍しい気がする。
階段には、雨の神チャク(Chac、Chaac)の顔で縁取られている。
雨の神を祀っているいるということは、このピラミッドは雨乞いを行うための神殿だったのだろうか。
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Cuadrangulo de Pajaros(魔法使いのピラミッド前にある神殿)
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Cuadrangulo de Pajarosを抜け、数十メートル壁沿いを進むと、壁の内部に通じる入り口がある。
ここを入った所で見れる風景は、非常に印象に残っている。間違いなくUxmalでのハイライトだろう。
Cuadrangulo de Monjas(尼僧院)
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壁の内側は広場になっており、ぐるりと一周を神殿が囲っている。
手を叩けば響くようになっており、どこから叩いても小気味よい音が自分に跳ね返ってくる。

右側神殿
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正面神殿
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左側神殿
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Cuadrangulo de Monjasを抜けて、更に奥へと向かう。
道中には、Juego de Pelota(球戯場)が現れる。
球を入れるための穴も、きれいに残っている。
球は腰で打ち付けていたようで、他の遺跡の肖像画や彫像でも、腰にベルトを巻いている人間の姿をよく見かける。
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Juego de Pelotaを抜けて階段を登ると、開放的な広場があり、ここにもいくつか神殿がある。

Casa de Las Tortugas(亀の家)
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Palacio del Gobernador(総督宮殿)
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La Gran Piramide
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El Palomar
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その他の神殿①
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その②
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その③
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Uxmalの遺跡は建物が非常に綺麗に残っており、かつそれぞれが隣接しているため、一体感がある。
そして不思議なことに、土産屋は一切敷地内にいない。
遺跡側が敷地内での販売を禁止しているのだろうか。それが幸いして、静寂と神秘性が保たれている。

個人的にはあまり期待していなかったのだが、それに反して今まで訪れた遺跡の中でもトップクラスの満足度だった。
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コメント

  1. 凄い!\(^-^)/
    実際、生で見たらもっと感動するのかな?
    動画と写真でもかなり感動しました🎵

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