古都Meridaを越えてカリブ海リゾート・Cancunへ

Campeche~Merida~Cancun
2/17~2/23 (273~279days)

2/17
ドミトリーで同室だった、フランス人の自転車旅行者に挨拶をして2泊したHostelを離れる。
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Campecheの城壁、Puerta del mar(海の門)を抜けると、目の前にはメキシコ湾が広がる。
そして、メキシコ湾沿いに沿って自転車道が整備されている。
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ここから先、Cancunに到着するまでは内陸を走ることになるため、ここから見える海が見納めとなる。
ゆっくりと、海の青と匂いと風を噛みしめるように、全身に感じながら進んで行く。
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自転車道はわずか3キロ程で終わり、そこから先に続く車道は海を離れ、内陸のジャングル地帯へと続いているようだ。
後ろ髪を引かれる思いで、最後にもう一度振り返って海を見た後、地面を蹴ってジャングルの道へと走り出す。

左右を囲むジャングルと、頭上に広がる青空以外は何もない。
贅沢な悩みだろうが、今まで通ってきた海沿いの道と比較すると、退屈で仕方がない。

「これがずっと続くのかぁ・・・」

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退屈な道をひたすらに走り続け、夕暮れ時にBecalという集落の近くに、ツーリスト向けの簡易パーキングエリアを見つける。
商店の人にテントを張る許可をもらい、ここで野宿することにした。
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パーキングエリアの横は畑のようで、子ども達がお母さんを手伝って、親子で耕しているようだ。
テントを建てた後、ウクレレを弾いていると、子ども達が物珍しそうに近寄ってくる。
彼女たちの眼には、日本人も、ウクレレも、テントも自転車も、何もかも珍しく映るのだろう。
それでいて、子ども達は全ての者に対してフェアだ。スペイン語で、彼女達の持つ関心、疑問すべてを投げかけてくる。

「今日のうちの晩御飯?スパゲッティよ!」

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2/18

この日もひたすらに何もないジャングル道を走る。
レストランがぽつん、ぽつんとある以外には、何もない。
そのレストランも、ちょうどお腹が空き始めた頃にはぱったりと姿を現さなくなる。
自転車旅行者には最高の嫌がらせだ。

結局昼ごはんを食いそびれたまま、Yucatan州に入り、すぐに州都Meridaへと到着。
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手元のメモに書いた住所を頼りに、住宅街を進む。
迷いつつも住民に訪ねながら辿り着いたのが、会社のオフィス。
従業員に話しかけ、「この人はいるか?」ということを何とか伝え、待つこと1時間程。

「ハイ、ナオ!よく来たね!」

笑顔と力強い握手で出迎えてくれたのが、Omar。
Pueblaでお世話になったMariaのお兄さんだ。
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彼は僕にホテルの一室と、食事やMerida周辺の情報を与えてくれ、またこれから先に行くであろう町に住む友人に、僕の事を紹介してくれたりと、全面的にサポートしてくれた。

彼には奥さんと3人の子どもがいて、彼等家族の特別な時間であるファミリーミーティングにも、僕を招いてくれた。
彼はこのミーティングで、自分の子ども達に聖教者の言葉を引用し、教えを説いている。
日本人の僕が来たためだろう、日本の聖教者が説いた教えを、引用してくれた。
そこには、「Susume!(進め!常にポジティブであれ!)」という文字があった。

ミーティングを終え、子ども達が寝静まった後も、僕らはお互いの国の事を語り合った。

2/19~2/20

Meridaには到着した日を含めて3泊し、一日目はMerida市街地、二日目はUxmal、三日目はCelestunを観光した。

Merida市街地
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Cathedral(大聖堂)
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Palacio del Gobernador (州庁舎)
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2/21~2/23

Omarと奥さんにTacos de Canasta(トルティーヤにチーズを混ぜ込んだもの?)レストランに連れて行ってもらい、朝食を食べる。

朝食後は、Omarにトラックに自転車を載せてもらい、高速道路の入り口まで送ってもらう。
荷物をまとめ、出発準備を終えた後、Omarがくれた言葉は一生忘れないだろう。

「君のためなら、君が助けが必要なら、島でも、山でも、海でも、世界中どこにでも駆け付けてみせる。」

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頬に伝う物を感じながら、また一人きりの時間。
Meridaからは更に輪をかけて、何もない道が続く。
ガソリンスタンドも、サインはあっても全く見かけない。
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3日間、この調子で走り続け、遂に、Cancunに到着。
手前の街、Valladridから160キロの激走で、夜の20時にくたくたになりながら、日本人宿のペンション・Rosas7に到着。
日本人宿というのは初めてだが、宿泊している人はそれぞれ筋金入りのベテラン旅行者ばかり。
いかにも「旅人」という匂いがぷんぷんしている。
Cancunでのしばらく充電期間中、楽しい日々が過ごせそうだ。

コメント

  1. 何だかさ、人の情けと、直嗣の成長力に涙が出るわ。良い旅を❗

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