世界遺産都市・グアダラハラ
Zacatecas~Guadalajara
Guadalajara(グアダラハラ)
12/6~12/12 (200~206days)
12/6~12/9
世界遺産であるZacatecasを離れ、45号線と80D号線を走行してGuadalajaraを目指す。
Zacatecasの標高は2500メートル、1500メートル程のため、ほとんど下り坂だと高を括っていた。
しかしそんなに甘いわけもなく、アップダウンの繰り返す毎日。
Guadalajaraまでの寝床は毎日ガソリンスタンドPEMEXにお願いし、テントを張らせてもらった。
Guadalajaraには12月9日到着。
想像以上に大都市で、車と人の数が非常に多い。
マクドナルドでWIFIを使ってメモをした道順と、通りすがりの人に聞いた道順を頼りに目的地へと向かう。
そして13時頃、何とか目的地へとたどり着く。
目的地とは、カナダのMarsh Lakeで出会ったDaveの友人であるAngelaとRalphのご自宅。
現地で連絡先を交換した人へは不定期に近況報告をメールでしているのだが、Daveはその都度その近くに友人が居れば、その友人へと僕の事を紹介してくれていた。
AngelaとRalphは冬期休暇中でGuadalajaraには不在なのだが、「自宅を使ってくれても構わないよ」と言ってくれ、そのご厚意に甘えさせてもらった。
隣人から受け取ったコピーキーでドアを開けると、机には「Welcom Nao」の置手紙。
もちろん迎え入れてくれる人もなく静かなのだが、その心遣いがとても嬉しかった。
この日はこの旅行で初めてキッチンを使い、自炊をした。
自炊でインスタントラーメン以外を作ったのは実に久しぶりだった。
12/10~12/12
Angelaからは「何日でも滞在していいよ」と言ってもらっていたことと、Guadalajaraにも世界遺産があるため、数日滞在して観光をすることにした。
が、観光の前に、処理しなければいけない雑事を済ませることにした。
まずは断裂していたリアキャリア(鞄を取り付けるための荷台。)の溶接。
ちょうど家の近くに自動車修理工場を見つけたので、溶接をお願いした。
作業を見ていた限りでは、非常に丁寧な仕事ぶりで仕事も速かった。
メキシコではどんなに小さい街でも自動車修理の店が多くある。
そのことも相まって、溶接に関しては技術的に高水準なレベルなのかもしれない。
お次は日本を発ってから一切切っていない鬱陶しい髪を、街の理髪店に行き切ってもらった。
値段はシャンプー込みで60ペソ(360円)。バリカンで豪快に刈ってもらったのだが、凄く痛かった。
何はともあれすっきりしたので、町を適当にぶらぶらしてみた。
移動手段は初日は徒歩と地下鉄(運賃7ペソ均一=40円くらい)を利用していたのだが、市街地に名所が集中しているため、2日目からは自転車に乗って出かけた。
ちなみにGuadalajaraはメキシコには珍しく自転車文化が普及し始めているのか、自転車専用道が大通りには設置されている。
また、レンタル自転車もそこかしこに設置されていたり、日曜日にはメイン道は歩行者天国となり、多くの自転車乗りが走っていた。
観光用の馬車も、頻繁にカップルや家族を乗せて車と同じ道を走っている。
Guadalajaraを観光した日が土日、そして祝日(Virgen de Guadalupe)の月曜日のため、どの広場も人でごった返していた。
特に祝日の広場では、民族衣装を纏ったカップルがダンスを披露し、多くの観客が音楽に合わせて手拍子や合いの手を入れており、非常に陽気な雰囲気。
Guadalajaraには、至るところにオブジェが設置されている。
そのオブジェが変に浮くことなくいい感じで街に溶け込んでいる。
今まで訪れたどの街よりも芸術色の強い街であると感じた。
広場をぶらぶら歩いた後は、歴史的建築物やいくつもある教会を訪れてみた。
Thatro Degollado
Museo de arte sacro de Guadalajara
Templo nuesta senora del carmen
祝日の催しなのか、この教会だけ女の子はドレス着飾り、家族でごった返していた。
メキシコではよく見る屋台靴磨き屋も、この教会の前で繁盛していた。
Guadalajara Cathedral
Expiatory temple
教会等を巡った後は、Guadalajara観光のハイライトになるであろう2つの建物を訪れた。
まずはPalacio de Gobierno。
この建物は州庁舎であり、一般人にも開放されている。
入ってすぐ、2階へ上がる階段には、メキシコ壁画運動の巨匠、ホセ・クレメンテ・オロスコ(José Clemente Orozco)の作品、「立ち上がる僧侶イダルゴ」が天井一杯に描かれている。
また、議会が開かれていない日は議事堂内も公開されている。
議事堂内にもオロスコの天井画が描かれている。
次に世界遺産である、Hospicio Cabañas。
この建物は病院と孤児院の複合施設として1791年に設立され、1980年以降から現在ではカバーニャス文化協会(Instituto cultural Cabanas)として美術品の展示や市民のための講座などが開かれている。
チャペル内の壁、天井には州庁舎同様に、オロスコの作品が描かれている。
チャペルより奥、または側面の建物には、現代美術の作品ギャラリーがある。
Guadalajaraには4泊したが、Zacatecas 同様にただ歩いているだけでも全く飽きることがなかった。
この記事を執筆中の現在でも、街からは祝日を祝う花火の音が鳴り響いている。
まるで「夜も市街地においでよ」と誘っているかのように・・・
※明日以降、冒頭で紹介したDave・Lucy夫妻と、家を貸してくれたAngela・Ralph夫妻の待つPunta Puluraへと向かいます。
クリスマス明けまでDave夫妻のご自宅で一緒に過ごします。恐らく、長期間ブログの更新が滞るかと思います。
クリスマス明けに、メキシコシティへ向けて出発する予定です。
メキシコには思わぬ長期滞在をすることになりそうです・・・。
サッパリザックリいきましたね!似合ってますよ(^.^)しかし毎度ながら賑やかな町並み。教会のステンドグラスも綺麗ですねぇ☆オブジェも興味そそられます。あと、美術館?何ですか?あれ?紙を切って作った顔?かな?色んな意味でおぉー!となります(^-^)病院での待合室で声出してますよ(笑)
自転車も綺麗に溶接出来ましたね🎵これでまた、安心して旅続けられますね。
クリスマスまで旅の途中で知り合った人達と思いで作って楽しんで下さい(^o^)v
病院にいらっしゃるんですか?大丈夫ですか?
美術館というか、文化協会という、要は日本で言う文部科学省のもっと地域に根差した物になるのでしょうか?
紙の仮面は現代美術品ですね、写真だと少ししか載せていませんが、あの5倍くらいの量の仮面がずらーっと壁一面に設置されています。
少し更新が滞ると思いますが、元気でやっているはずです!
この歳になると、あちこち故障するので(笑)定期的に通ってるんですよ(^-^)あたしも溶接してる様なもんですね(笑)気合いで生きてますから安心してください(笑)
5倍も仮面…きになります(^^;
今頃、元気でやってるんですね!目一杯楽しんで下さい!
面白い町やね。
この間ギアという劇を見に行ったら、隣が外国人で話し掛けてみたらカナダの人やった。
直嗣のブログ見てもらった。
イエローストーンの近くに住んでると言ってた。
デイビットが日本に来たら何処に案内しよか?