不安を胸にメキシコへ入国

Las Cruces~Douglas
11/2~11/8 (166~172days)

11/2~11/7
ホワイトサンズ国立モニュメントからLas Crucesへと戻り、Warmshowerのホスト、Johnの家で1日滞在させてもらった。
その後、来た道であるインターステイツ10号線を通り、Lordsburgまで戻る。

Lordsburgから80号線を南下し、メキシコ国境沿いの街、アメリカでは最後の街となるDouglasには11月7日の午前中に到着した。
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この旅行で初めてとなる一人部屋のホテル。
一人きりの部屋の中で、翌日以降に始まる新たな国での自転車旅行に思いを馳せる。

メキシコはスペイン語圏だ。言葉は大丈夫だろうか?
治安は?路面状況は?水は飲めるんだろうか?
考えれば考える程、不安になる。未知のことに対する期待よりも、不安の方が上回ってしまう。
アメリカではほとんどの人が、「メキシコは危険だ。」と忠告してくれた。
中には「お前は狂っている」とまで言ってきた人もいた。
日本にいる時でも、メキシコは危険だというのはもちろん承知していた。
でも、自分で見て感じて危険だと判断した訳ではない。いわば、昔からテレビやネットで刷り込まれた情報である。
自分の足で巡り、自分の目で見、そういったステレオタイプを取り除くことは、この旅行の目的の一つである。
はっきり言って怖い。忠告を頂くまでもなく、怖い。
それでもやはり、行かずに帰って「結局分からなかった。」となって死んでいく方がよっぽど怖い。
サラリーマンの仕事を続けるか出発するかも、結局は「行かずに死ねるか!」という思いが勝ったからだ。
11/8

午前10時。Douglasのアメリカ税関にて入国証明書を返却し、メキシコ側のゲートへと向かう。
警備員がずらっと立っている。当然スペイン語でぶわーっと話しかけてくるが、全く理解できない。
前日に作っておいたお手製の指さし翻訳書を手に、「180日の滞在許可をくれ」と伝える。
英語の分かるスタッフが現れ、イミグレーションに連れて行ってもらう。
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ここでツーリストカードを記入してもらい、390ペソ(1ペソ=5.6円。約2200円。)を支払い、無事180日を得る。
入国管理局を離れ、ゲートをくぐる。

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ついにメキシコ入国。Agua Purietaという街だ。
やはり雰囲気が違う。どことなく喧噪としていて、土埃が濃い気がする。
信号待ちの車の前に立っている少年がいる、手には2本のスティックを持ち、その間で1本の木の棒を落とさずにリフティングしている。チップをもらおうとしているのだろう。
途上国に入ったという実感が、入国して30分も経たないうちに頭の中を巡り、体がカッと熱くなった。
~北米編終了~
アラスカ~カナダ 5,289km (90日間)
アメリカ合衆国   5,768km (81日間)
合計走行距離   11,057km (171日間)

コメント

  1. 無事に入国良かったですね!そんなに、危険だ!と忠告されてたとは…(-_-;)
    カナダ、アメリカ、メキシコ。名前は分かるけどどんな国かなんて行ってみないと分からないですもんね(._.)

  2. かなりの人に忠告されましたね。
    もちろんアメリカやカナダと比べると、町は汚いです。
    でも、メキシコ人の眼は凄く綺麗に見えます。

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