世界一の恐竜博物館ロイヤル・ティレル博物館

Calgary~Drumheller
The Royal Tyrrell Museum of Palaeontology
8/8~8/9 (80~81days)

ロイヤル・ティレル古生物学博物館(The Royal Tyrrell Museum of Palaeontology)はカナダアルバータ州ドラムヘラーのミッドランド州立公園内にある、恐竜とバージェス動物群の化石の展示で世界的に有名な博物館。
特に、恐竜に関してはその規模は世界最大級である。
(中略)
同博物館近くにある世界自然遺産のアルバータ州立恐竜自然公園では、世界でも有数の完全な骨格の恐竜の化石が数多く発見されており、公園内に置かれた同館のフィールド・センターでは発掘された化石の展示や実際の発掘作業の見学ツアーが行われている。
(Wikipedia 項目「ロイヤル・ティレル古生物学博物館」より引用)


僕は小さい頃、両親にたくさん恐竜のフィギアやおもちゃを買ってもらいました。
また幼稚園の頃、「ジュラシックパーク」が上映され、両親に連れられて映画館へ観に行きました。
その時に見た、博士達が車に乗ってパークに入り、初めて恐竜が姿を現したシーンが衝撃的で、今でも鮮明に覚えています。
そんな経験から、将来自分は考古学者になって恐竜の化石を発掘する仕事に就くのだと、幼少期は夢見ていました。
その夢は達成されませんでしたが、今でもやはり恐竜が好きで、ホワイトホースでカナダの人にこの博物館の話を聞いた時に、必ず行くことに決めていました。

日本にも福井県に恐竜博物館があります。もちろんそこにも行き、素晴らしい博物館でした。
しかし、ティラノサウルスや大型の恐竜は日本には住んでいなかったため、残念ながらほとんどが模型なのです。
このロイヤル・ティレル博物館ではほとんどが本物、実物の化石を見ることができるのです。
記事を書いている今も興奮するほど、素晴らしい展示物の数々でした。

以下本編。

8月8日。
6時起床。ドンにオートミールの朝食をもらい、地図を見せてもらいながらカルガリーから郊外へ出るための最善の道を教えてもらう。
自転車道があり、そこを通って街を抜け、メインから外れたハイウェイを通るのがよいとプランを立ててくれた。
そして10時頃出発。
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仕事まで時間があるとのことで、自転車道まで一緒に走ってくれた。

ドンがいなければ脱出不可能だったのではないかという程、カルガリーは大都会であった。
観光など一切しなかったが、気疲れしてしまって楽しめなかっただろう。
自転車道を通り、ハイウェイ横をひた走る。
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結局カルガリーを抜けるのに2時間も掛かってしまった。
郊外を抜け、564号線というハイウェイになってからはビルや家は消え、牧草地帯が続く。
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北海道を思い出す一本道。
カルガリーでの気疲れが抜けきらず、風邪をひいたこともあってしんどい。
精神的にも疲れているようで、ぼーっとしながらただひたすら走るのみ。
100キロ程走った18時頃、Rosubudという小さな集落に到着。
人口は100人も住んでいないようだ。
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先へ進んで野宿場所を探すか、どうするか自転車を止めて悩んでいる時に若い夫婦から声を掛けられた。
「テントうちに張っていきなよ!この先何もないからさ、ゆっくりしていきなよ!」
JordanとJaala夫婦。
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彼らはこの5月に結婚したばかりの新婚夫婦で、幸せと希望に溢れた様子で、僕にも非常に明るく接してくれた。
彼らと夕食を共にし、色々な話をする。
僕の拙い英語にも彼らは頷いてくれる。
「旅行をしながら、色んな文化を経験したい」と言うと、彼らは「これはカナダの文化、あれもカナダの文化」と、次々にメープルシロップやウィスキーなどを出してきて、僕に与えてくれた。

何より一番美味しかったのはハチミツ。
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ジョーダンは養蜂場を営んでおり、つい1週間前に採れたばかりのハチミツを一瓶丸ごと僕にくれた。

心も体も疲れていた僕にとって、彼らの明るさや親切は本当に救いだった。

8月9日。
6時起床。ジョーダンに作ってもらい、朝食を一緒に食べる。
彼は料理が好きで、「今食べてるパンも僕が作ったんだよ」と嬉しそうに言っていた。

10時頃、ハグを交わして出発する。
この日も晴天、何もない牧草地をひた走る。
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ハイウェイ9号線に出てから、その景色がガラリと変わる。
11時頃、Hoseshoe Cannyonに到着。
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この辺りの地帯はBadlands(バッドランド)と呼ばれ、荒涼とした峡谷が姿を現す。
遥か昔、何百万年も前から太陽と風雨に曝され、時代毎にはっきりと色が別れた岩盤を見ることができる。
このHoseshoe Cannyonでは、峡谷の下まで降りてトレッキングを楽しむことができる。
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決まったコースなどはなく、好きに歩くことができた。
岩盤を少し触ってみたが、少し力を込めれば割れそうな程度の固さ。
1時間程楽しんだ後、Drumhellerへ向けて再出発。
そして12時頃、Drumhellerに到着。
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インフォメーションセンターからロイヤル・ティレル博物館までは6キロ。
昼食をインフォメーションセンター前で取ってから、自転車を漕ぐ。
博物館には13時20分頃到着。
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流石に世界的規模の博物館ということもあり、かなりの人の数。
入館料に18ドルを支払い、中へと入る。
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入ってすぐにトリケラトプスの頭部化石が迎えてくれる。
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捕食の様子を表現したように展示された化石もあったりし、回っていて飽きが来ないように設計されている。
展示コースも、アルバータ州で発掘された化石→恐竜時代前→恐竜時代→恐竜時代後→近代、といった流れで分かりやすい。
こんなにも大きい生物が地球上で実際に動いて生きていて、もし万が一この化石が今動いたら・・・と思わされる。
2階建てのこの博物館を2時間かけて回ったが、興奮しっぱなしだった。
16時頃、Drumhellerを離れ、ハイウェイ10号線を通り東へと向かう。
途中、Alberta Hoo Doosという奇石を見ることができる展望台を訪れる。
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遥か太古から風雨に曝されてこのような形になり、今もなお形を変え続けている。
18時頃、Lehighという小さな集落を通りがかる。
嵐が来そうな雲行きだったので、一軒の家のドアを叩き、裏庭にテントを張る許可をもらい、一日を終えた。

コメント

  1. よう日焼けして、痛くないか?

  2. 痛くはないです

  3. 凄い!一本道(*_*)風景もこうして見てると羨ましいくらいですけど…。代わり映えのない風景は漕いでてちょっと飽きちゃいそうですよね(”;)昔、マラソンで10キロただの田んぼ道走ってたの思い出します(笑)あっ…比べちゃ失礼ですね(^^;レベルが違いますよね(^^;
    恐竜の博物館はいいですねぇ♪上野の博物館くらいしか行ったことないから羨ましいですよぉσ(´・д・`)夜になると博物館の展示品が動き出す映画思い出しますね!題名忘れましたけど(^^;体調はなんかおもわしく無さそうですね…無理せず医者にで行ってみたらどうですか?倒れたら大変ですよ(-“”-;)

  4. いつかのブログにも書きましたが、自転車は速度が遅いため風景が変わらないことは苦痛でしかないのです。
    日本でも福井の恐竜博物館は素晴らしいのでお勧めします!行く過程の福井電鉄も個人的には好きです。
    体調は8月17日現在では問題なく快復しましたので、ご安心下さい!

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