Beaver Creek~Hains Junction 18日目~19日目(6月7日~6月8日)

Beaver Creek~Whitehorse 18日目~22日目(6月7日~6月11日)
6月7日。
s_IMGP0833
Beaver Creek RV PARKを10時頃、後にする。
このRVパークではWi-fiが使えたはずなのだけれども、何故かエラーが出てしまい、コネクトできない。
フェアバンクスのRVパークでも同様のことがあった。それを踏まえ、Windows10を8にバージョンダウンしてみた。
それでも改善されなかったので、僕のパソコンのネットワークアダプタと一部のWi-fiの相性が悪いのだろう。
s_RIMG0546
ここで忘れてはいけないのがUSドルからカナダドルへの両替。
カナダでも国境付近の店ではUSドルがそのまま使えるらしい。それでも、手数料はかなり取られるらしいし、いざ受け取りを拒否されると非常に面倒くさい。
ビーバークリークでは火曜日と金曜日(確か)の週2日しか銀行が開いていないので、旅行者の方は注意が必要。

 


11時に銀行が窓口業務を開始する。
ここではレートは1USドルを1.2カナダドルとして両替可能。僕はあんまりレートだとか税金だとか気にしないので、そのまま両替してもらう。
ちなみにパスポートの掲示を求められた。旅行者の方はコピーしておいてすぐに出せるようにしておくと吉。

ここから目指すはホワイトホース。
※「ホワイトホース(英:Whitehorse)は、ユーコン準州の州都。人口2万2,898人(広域圏人口、2006年統計)であり、同準州人口の75%を占める。自然公園と美しい風景で有名であり、オーロラが見られることでも知られている。」
(出典:Wikipedia ホワイトホース (ユーコン準州)項目より)

日本人でも知っている人は多いのではないだろうか。
水曜どうでしょうで大泉洋とミスターこと鈴井貴之が川下りをしたユーコン川。
そのスタート地点が、今から目指すホワイトホースだったのです。
当然僕も、カヌーがしたい一心でここを目指す。

あらすかはいうぇい

距離はおよそ460キロ。自転車で5日間の距離。
地図を見る限り、キャンプ場はあまりない。特に、Haines JunctionからWhitehorse間はキャンプ場は一切ない。
※(ハイウェイを横道に逸れて20キロ走ればあります。あくまでもハイウェイ場では皆無。)

話は道中に戻る。
s_IMGP0834

道は相変わらず山と森林のみがひたすら続く。道はフラット。

s_IMGP0883
変わったことと言えば、カナダに入ってから匂いが変わった。
路肩に花がよく生えており、花のいい香りがするのだ。
もちろんアラスカにも花はいくらでもあったはずだけれども、間違いなく匂いが変わったと僕は思う。

ビーバークリークから40km程走ったところで標識が目に入る。
「ここから先46km工事中。気を付けろ。」
しばらく進むと、
s_RIMG0549
「ここから極端に埃っぽいぞ。」の標識。
s_IMGP0843
急に舗装路ではなくダート道になった。

「本日宿泊予定のキャンプ場まで後40km。明日は朝から6kmダートかぁ・・・」
と憂鬱になりつつも自転車を漕ぐ。

s_IMGP0852
s_IMGP0863
道中には綺麗な湖があり、つかの間だが癒される。

案外そこまで酷いダートでもなく、あっさりキャンプ場に辿り着く。
s_RIMG0557
「なんだ、全然余裕じゃないか。」と、この日の走行を終える。

6月8日。
朝起きるのが辛い。走行中は余裕と思っても、ダート走行は体に疲労が溜まる。
s_RIMG0559
キャンプ場を後にしようとすると、入り口に看板がある。

「パイロット車を待て。」

これはこの先道が非常に荒れていることを表している。そして、先導車が来るのを待ち、その車の後ろを走らなければならない。

当然自転車は先導車に着いていける速度は出せないので、先導車の荷台に自転車ごと載せてもらい、道路状態がマシになったところで降ろしてもらえる。

「まぁ6km程度なら載せていってもらってもいいか・・・」と載せてもらう。舗装路が現れ、そこで降ろしてもらう。
そこから数分走っただろうか。
s_RIMG0562
「ここから先26km工事中。」
「・・・」
ここからかなり大変だった。路肩の砂利はかなり深く、装備を載せた重い自転車はガードレールのない崖側に滑り落ちそうになる。
そのため道路の真ん中を走ることになる。しかし、交通量が多いため、頻繁に路肩に寄って行く。滑りそうになる。真ん中に戻る。この繰り返し。
風も向かい風で、昨日よりもかなりハードであった。

s_RIMG0563 (1)
元々ダートのハイウェイを、今から舗装路にするための工事なのだろう。一体何年掛かるのだろう。

「くそっ、カナダ政府は今まで何故こんな酷い状況を放置していたんだ・・・?」
なんて恨み言を言いつつ、はぁはぁと進んで行く。先人達はこのダートを走っていたのか。

途中もう一度パイロット車に載せてもらう区間が3km程あった。
s_RIMG0566
そしてついに工事終了の看板が!道路は舗装路に戻り、安堵する。

s_IMGP1022
しばらく走ると博物館がある。この博物館、地図にある広告を見て訪問を楽しみにしていたのだ。
こちらの博物館では、多くの野生動物の標本を見ることができる。

s_IMGP0891
s_IMGP0905
s_IMGP0906
この熊は曲がり角の死角に陳列されており、いきなり現れるるのでギョッとする。
s_IMGP0909
s_IMGP0928
s_IMGP0937
(´・ω・`)
s_IMGP0945
s_IMGP0950
s_IMGP0957
s_IMGP0961
s_IMGP0967
s_IMGP0979

s_IMGP1014
野生動物以外にも、砂金に関してのオブジェがある。この地域は金鉱が発見されたことにより、1896年から1899年にかけてゴールドラッシュが起こっている。
(Wikipedia クロンダイク・ゴールドラッシュ参照)
そのためハイウェイ上では、ゴールドラッシュに関するインフォメーション看板をよく見かけます。

RIMG0577
博物館を過ぎ、Haines Junctionというこじんまりした町に辿り着く。
本当はもう少し先のキャンプ場までいきたかったが、この日はここで走行終了。

コメント

  1. カナダ、広大ですねー!
    博物館も風景も凄い(^^;

  2. 景色としては、次に更新予定の場所が非常にきれいでした。
    明日から8日間カヤックでユーコン川を下ってきます!

  3. カヤックで下ると言う事は、自転車などの装備も一緒に載せるのですか?

  4. いえ、自転車といらない装備はカヌーレンタルショップ様に預かってもらいます。
    僕は2件、カヌーショップを当たりましたが、どちらも置くことに快諾して下さいました。
    ちなみに、「自転車をカヌーに載せることは余りにも無謀すぎる。」ということをおっしゃっていました。

  5. じゃ、ユーコン川を下って、また元の場所へ戻る訳ですね。
    どうやって戻るの?

  6. 無事に昨日、ホワイトホースに帰ってきました。
    帰りはヒッチハイクで帰ってきました!詳しくはまたブログで書きます

沖野直嗣 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です