デナリ国立公園の奥地へ。大失態・・・

Denali National Park
5/28 (8days)
※今回は写真少な目、旅行者に有益な情報多めでお送り致します。
写真が少ない理由は後程。
※2017年5月19日追記。一
部写真データをコンパクトデジタルカメラから救出できたため、その一部を掲載。
この日は自転車には乗らず、バックパックを背負ってWildness Access Centerから出ているシャトルバスに乗ってデナリ国立公園の奥へと向かいました。
ちなみに宿泊地はRiley Creekにとっております。宿泊費はテントサイトなら14ドルと記載されていますが、初回はデナリ国立公園への入場料としてプラス10ドル取られてしまうので、ご注意を。10ドルで7日間の滞在が認められます。(宿泊代は別途必要)
僕はデナリを少しでも楽しみたかったので、2泊しました。
シャトルバスは一日に何本も出ていて、僕は26ドルでWildness Access CenterからToklat Riverまでのチケットを購入しました。(地図でいう右端から左の方です。)
6月1日になれば、さらに奥へといけるのですが、5月31日まではToklatまででストップです。
ちなみに地図では途切れて見えませんが、もっともっと奥まであります。一番はWonder Lakeというキャンプ場で、デナリが公園内で最もよく見えるキャンプ場だそうです。
私がキャンプ場に滞在した際には、アラスカ鉄道のデナリスターという車両が止まり、そこから多くの乗客がデナリ国立公園駅で降車していました。
この列車はアンカレッジとフェアバンクスを結ぶ片道12時間の列車で、夏には非常に人気となるそうです。
今回は自転車を使いませんでしたが、自転車でも公園内の道は走ることができます。
事実たくさんのサイクリストをバスから見ました。(そして内心ちくしょーっ!と思ってました。)
バスには自転車を載せることができます。畳む必要はなく、そのままで大丈夫です。
ただし、2台までしか載せることができません。
僕は最初行きは自転車、帰りはバスと考えていましたが、予約で埋まっていました。
注意事項として、補給ポイントは皆無です。入り口付近でしか食料、食べ物はありません。
キャンプ場も、Igroo Creek以降は一番奥のWonder Lakeまでありません。
Wonder Lakeまでは85マイル(約136キロ)で、今回僕が行ったToklat Riverまで53マイル(約85キロ)でした。
途中にあるキャンプ場もサイト数に限りがあり、事前予約をする方がいいかもしれません。
道の状況は、Savage Riverまでは綺麗な舗装路。それ以降はずっと未舗装路で、曲がりくねった崖道です。
野生動物はリスとキツネを至近距離で、熊と羊を遥か彼方向こうで見ました。
正直、これだけバンバンバスが通っていれば、野生動物が道に出てくる確率は低いかな?という印象でした。
景色は最初は草原や森林の中を走り、奥に行くに連れ、ツンドラ地帯で氷河も出てくるようになり、岩山も見えるようになります。この日は晴天で、デナリがはっきりと見えて最高でした。
最終地点のToklat Riverは大きな幅の川。しかし今の時期は水がほとんどなく、きれいで程よく冷たい小川が流れているのみ。
広大な砂利を、雄大な山々が囲んでいる素晴らしい風景です。
Toklat Riverには土産屋もあり、その前のベンチにはカリブーの角がいくつも置かれています。
※参考画像 出典:Wikipedia カリブーより
ここまで片道4時間。記念にと近くの人にカメラを任せ、カリブーの角を頭に乗せ、写真をぱしゃり。
「どうだい上手く撮れたかい?」と撮ってくれた人。
チェックしてみると・・・
「SDカードが刺さっていません」
キャンプ場にSDカードを忘れており、この日の写真は全て保存されていなかった・・・
帰りの4時間はそれでもデナリを楽しむぞ!と意気込み、窓の外の自然と、隣の席のブロンド美人を目をカッと見開き、目に焼き付けましたとさ。