海外旅行保険について 

長期間での海外旅行に行くにあたり、出発前に準備することで大事なのは海外旅行保険。

本日損保ジャパン興亜に相談に行き、平成27年から保険内容が改定されたことを知りました。
内容としては、これから長期旅行をするような方にとっては、保険会社を選択する上で重要な判断材料になると思い、ブログに残しておきます。

※損保ジャパン興亜の社員の方に代理店の方を交えて、私含めて3名で、損保ジャパン興亜の支社で話をしました。


平成27年10月1日
より、保険内容を改定したことにより、以下の点が変更されました。

①最長5年までだった保険期間を最長2年までとする
②本人が海外滞在中の場合、代理人による更新は認めない(一時帰国しなければいけない)
③海外旅行保険のオーダーメイドはできない。損保ジャパンが掲示しているプランの中から選ばなければならない
④この保険内容の改定は保険業界全体の示し合わせであり、どこの保険会社も概ね一緒である

長期海外旅行を検討している人間にとっては、かなりネガティブな変更となっております。
多発する国際テロが、大きな原因の一つだということでした。
保険業界としても、できるだけリスクを背負いたくないのだそうです。

①に関しては、Googleで他の保険会社を確認しましたが、いずれも最大2年までのようです。
そもそも2年間維持できる国内大手の保険会社は少なく、

・損保ジャパン興亜
・三井住友海上
・東京海上日動

だけのようでした。(飽くまで大手しか確認していません)

②③に関しては、同日に三井住友海上の代理店に問い合わせたところ、「両方とも当社では対応可能(代理更新もオーダーメイドも可能)」という回答であったため、保険業界全体というのは眉唾ものです。

ですので、以下は飽くまでも損保ジャパン興亜に限った話となりますが、

②に関しては一時帰国し、本人による契約が必須とのことでした。
なお、この場合更新ではなく、契約満了からの新たな契約締結となるとのことです。例えば4年間保険に入りたいとすれば、最初の2年間の間に一時帰国し、新たに2年間で契約しなければなりません。

※正確に言うと、代理人の保険契約締結は可能なのですが、旅行者本人が国内にいる必要があるとのことでした。
そこで、「その証明はパスポートの入国スタンプのコピー等、物的証拠の提出が必要か?」と聞いたところ、物的証拠は必要ではないとのことでした。
「じゃあ国外にいながら代理契約も一緒じゃない?」と聞いたところ、「保険という商品は信頼関係で成り立ってますので・・・」という回答でした。

③に関しては、損保ジャパン興亜が用意している2年間のプランは3つ。
一番安いプランで2年総額422,790円。内容は以下の通り。

傷害死亡&後遺障害:なし
   治療&救援費用:1,000万円
        疾病死亡:なし
        賠償責任:5,000万円
       携行品損害:30万円
  航空機寄託手荷物:10万円
      航空機遅延:2万円

後遺障害なしは論外、携行品損害も40~50万円はほしい。
このプランをベースに掛け金と補償を低くすることもできないそうです。
※1年契約のプランだと20種類くらいはありました。が、当然一時帰国する必要がありますし、治療補償や携行品保障なしなど、使えないプランが半分くらいあり、結局選択肢はかなり少ないです。

私が愛読、参考にしている他の長期自転車旅行者の方々のブログを見ていると、損保ジャパン興亜の保険に加入している方がかなりの数いらっしゃいます。
理由としては①長期間保険に加入でき、②代理人による更新手続きが可能、③保険料が割と安いという条件を満たしているため、でした。
上記先輩方は大体1年間で保険料は10万円ほどでしたので、私は3~4年程と考えると総額保険料は30~40万円と考えておりました。

しかしながら改定により、私の選択肢からは外れてしまいました。補償内容が条件に合わない&高額になってしまうためです。
損保ジャパン興亜の方も、代理店の方もタイミングが悪かった、と慰めて下さいました。

なお上述したように、三井住友海上は保険内容のオーダーメイドも代理人による更新も可能との回答を、飽くまでも電話越しですが頂いたので、明日相談に行き、また改めて海外保険についてはまとめたいと思います。

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